第20節 秋田×富山 マッチレポート■攻め切れずミスから失点
- 2015/07/13
- 09:32
【第20節 秋田1―1富山 ▽得点者:後半17分・米澤(秋)、同23分・北井(富)】
カターレは立ち上がりから出足が鋭く、中盤でボールを奪って相手陣でプレーした。しかし、秋田にしっかり守備ブロックをつくられて対応されるとなかなかシュートまでいけなかった。逆に仕掛けたところや途中のパスミスから速攻を浴びて危ない場面をつくられた。
前半22分にプレスバックから奪われてFW米澤令衣にドリブルで持ち込まれ、右サイドからペナルティーエリアに走り込んだMF川田和宏につながったがシュートは左に外れた。同33分にも中央からMF前山恭平が放ったシュートが右ポストを直撃するヒヤリとするシーンがあった。
カターレの前半のシュートは記録上1本だけ。岸野靖之監督は「点を取る作業がなかった。ボールを安全なところにしか動かさず退屈」と振り返る。相手にゴール前を固められたとはいえ、全体的に攻めに手数をかけてしまった印象。ボール奪取後のスピードに欠け、仕掛けの回数も少なかった。
初先発したMF椎名伸志は前半から存在感を示した。切り替えスピードや球際での強さを発揮し、判断よく飛び出してピンチの芽をつむプレーも再三にわたりみられた。試合後には「自分のプレー以上にチームが勝つためにどう働きかけるかが大事だと思っている。今回はまだ力不足だなと痛感した。仲間を助け、助けてもらいながら勝点3を取れるようにしていきたい」と話した。次節のホームゲーム・相模原戦では今回以上のパフォーマンスが期待できるだろう。
後半に入っても形勢は変わらず、引いて守って相手の裏を狙う秋田が立ち上がりから好機を量産した。同5分に左からのクロスに米澤が頭で合わせるがGK飯田健巳がセーブする。同7分にもカターレのパスミスからのカウンターでゴールを脅かした。
カターレは同15分にMF朝日大輔を投入。直後に椎名の右への大きなサイドチェンジからDF日高拓磨、MF三上陽輔、朝日が絡んでチャンスをつくり、流れを引き寄せにかかった。しかし、直後に失点してしまった。同17分にDF平出涼のパスミスからカウンターを食らって秋田の米澤に決められた。平出がタックルしてこぼれたボールが再び相手にわたり攻め切られた。
この後はカターレが反撃。同21分にMF北井佑季のクロスがペナルティーエリア内の相手DFの腕に当たってPKを獲得し、北井がしっかり決めて同点に追い付いた。足が止まってきた秋田を押し込み、同28分には三上の左からのクロスを朝日がスルーして椎名が狙う。40分にはMF村松知輝が左サイドからドリブルで仕掛け、三上とのワンツーでエリア内まで進入して決定機を迎えたがシュートはGK正面をついた。
5連敗中の秋田も勝利への執念をみせて終了間際に何度もチャンスをつくった。2009年にカターレに在籍したDF江崎一仁は攻め上がってゴールライン際でボールに食らい付き、何度も体勢を崩しながらもゴールに突進する気迫をみせた。
カターレは今節でリーグ前半の18試合を終え、6勝5分7敗の8位で折り返した。19試合を消化した首位・山口とは勝点25差、同じく2位・町田とは同16差。試合数が同じ4位・長野とは同14差。2巡目の対戦に入ってからも今節の秋田を含めて10位から最下位までの下位4チームに1勝3分と勝ち切れず、上位との差を縮める好機を逸した。これが現状の実力だろう。勝利を重ねられるチームになるべく早く成長し、J2復帰への望みをつないでいきたい。
カターレは立ち上がりから出足が鋭く、中盤でボールを奪って相手陣でプレーした。しかし、秋田にしっかり守備ブロックをつくられて対応されるとなかなかシュートまでいけなかった。逆に仕掛けたところや途中のパスミスから速攻を浴びて危ない場面をつくられた。
前半22分にプレスバックから奪われてFW米澤令衣にドリブルで持ち込まれ、右サイドからペナルティーエリアに走り込んだMF川田和宏につながったがシュートは左に外れた。同33分にも中央からMF前山恭平が放ったシュートが右ポストを直撃するヒヤリとするシーンがあった。
カターレの前半のシュートは記録上1本だけ。岸野靖之監督は「点を取る作業がなかった。ボールを安全なところにしか動かさず退屈」と振り返る。相手にゴール前を固められたとはいえ、全体的に攻めに手数をかけてしまった印象。ボール奪取後のスピードに欠け、仕掛けの回数も少なかった。
初先発したMF椎名伸志は前半から存在感を示した。切り替えスピードや球際での強さを発揮し、判断よく飛び出してピンチの芽をつむプレーも再三にわたりみられた。試合後には「自分のプレー以上にチームが勝つためにどう働きかけるかが大事だと思っている。今回はまだ力不足だなと痛感した。仲間を助け、助けてもらいながら勝点3を取れるようにしていきたい」と話した。次節のホームゲーム・相模原戦では今回以上のパフォーマンスが期待できるだろう。
後半に入っても形勢は変わらず、引いて守って相手の裏を狙う秋田が立ち上がりから好機を量産した。同5分に左からのクロスに米澤が頭で合わせるがGK飯田健巳がセーブする。同7分にもカターレのパスミスからのカウンターでゴールを脅かした。
カターレは同15分にMF朝日大輔を投入。直後に椎名の右への大きなサイドチェンジからDF日高拓磨、MF三上陽輔、朝日が絡んでチャンスをつくり、流れを引き寄せにかかった。しかし、直後に失点してしまった。同17分にDF平出涼のパスミスからカウンターを食らって秋田の米澤に決められた。平出がタックルしてこぼれたボールが再び相手にわたり攻め切られた。
この後はカターレが反撃。同21分にMF北井佑季のクロスがペナルティーエリア内の相手DFの腕に当たってPKを獲得し、北井がしっかり決めて同点に追い付いた。足が止まってきた秋田を押し込み、同28分には三上の左からのクロスを朝日がスルーして椎名が狙う。40分にはMF村松知輝が左サイドからドリブルで仕掛け、三上とのワンツーでエリア内まで進入して決定機を迎えたがシュートはGK正面をついた。
5連敗中の秋田も勝利への執念をみせて終了間際に何度もチャンスをつくった。2009年にカターレに在籍したDF江崎一仁は攻め上がってゴールライン際でボールに食らい付き、何度も体勢を崩しながらもゴールに突進する気迫をみせた。
カターレは今節でリーグ前半の18試合を終え、6勝5分7敗の8位で折り返した。19試合を消化した首位・山口とは勝点25差、同じく2位・町田とは同16差。試合数が同じ4位・長野とは同14差。2巡目の対戦に入ってからも今節の秋田を含めて10位から最下位までの下位4チームに1勝3分と勝ち切れず、上位との差を縮める好機を逸した。これが現状の実力だろう。勝利を重ねられるチームになるべく早く成長し、J2復帰への望みをつないでいきたい。
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- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第20節△1-1秋田