第20節 秋田×富山 秋田・間瀬秀一監督の会見コメント
- 2015/07/12
- 18:40
●秋田・間瀬秀一監督
★質疑内容を追加しました
空は青いとか、海は広いとか、当たり前のことは口にださないものだが、このタイミングで言いたいのは、サポーター、スタジアムに足を運んでくれたお客様に感謝しているということ。連敗の中でも選手バスが到着した瞬間からサポーターがコールを送ってくれて心強かった。この人たちが試合にでたほうがよいんじゃないかと思うほど強気にコールを送ってくれた。結果は勝点1だったが、それでもみなさんが拍手を送ってくれた。自分たちはまだまだ見せられるものがあると思っているので、引き続きスタジアムに足を運んでいただきたい。
引き分けの勝点1だったが、ここまで負けていたあいだに学んだことを、選手たちが声を掛け合ってプレーに生かした。(失点につながるPKを与えた)ハンドの判定がどうかは分からないが、試合をやっているとあのようなことが1つは起こるものだと思ってやっている。やはり2点目を奪えなかったことが残念だった。きょうのような思いや、暑さの中でもしっかり足を動かすこと、声を掛け合うことを続けていけば自分たちはまだまだ成長できる。そう思える試合だったのでとてもポジティブに考えている。
Q:連敗を5で止めた感想を。
結果としてストップしたにすぎない。これまで引き分けで勝点1だけ取ろうとしたことはない。首位の山口や長野に対しても勝点1を狙うチャンスはあったが連敗を止めようと思ったことはない。今回、勝ちにいったこの試合で勝てなかったが結果として連敗が止まるかたちになった。連敗中は今の1位から5位のチームとやったわけだが、試合前には勝てると思っていた。自分たちにはそれだけのものがあると思っていたので。結果として足りないものがあり黒丸が偶然並んだぐらいに思っていてネガティブにはなっていない。
Q:冒頭に言った連敗中に学んだこととはなにか。
学んだことはたくさんあってすべてを言えるか分からないが、まずサッカーは90分の流れがあり、立ち上がりや前後半の最後、得点や失点の直後であるとか危ない時間帯があること。そういう時間帯に自分たちで引き締められなかったところがあったが、今回は声を掛け合って引き締めてそういう失点がなかった。次は劣勢の中でもチャンスをうかがうということ。前半の富山の切り替えは素晴らしかった。ボールを奪ったあとになにもできなかった。その中でも1、2回のチャンスをつくれた。前山恭平のポストに当たったシュートなどがあった。
また、自分たちには持続力がないのではないか、と見つめ直して取り組んだ結果、後半の立ち上がりは富山よりも自分たちのほうが足が止まらなかったようにわたしには見えた。その後、足をつった選手が2人いたが、弱いからなのか、つるまで自分の力を出したのかは判断が分かれるだろうが、わたしはポジティブなほうに考えている。
Q:なぜ勝てなかった。
ひと言でいうならすべて。もう1人が追い越す体力、2度ほどあったペナルティーエリア内でのチャンスで落ち着いて交わすとか、枠に飛ばす技術とかがまだ足りない。まわりを見て自分の状況を把握するといったことも。これが足りないというよりは、まだ全部足りない。
Q:リーグ前半を終え、今後のさらなる成長のために何を高めていきたいか。
それもすべて。整理して言うなら、走力、体の強さ、インテリジェンス・賢さ、技術、メンタルとか、あとは90分のかけ引きであるとか。そういったもの全部。5連敗の中でそういう自分たちのあらゆる弱さに気づかせてもらった。それを選手もわたしも把握している。すべてにおいて練習から取り組んでいきたい。
Q:監督の目指すサッカーの完成度は現時点で何パーセントか。
数字で言うのは難しい。何を目指しているか説明すると、選手には相手をみて主導権を握ろうと言ってきた。きょうのように中を閉ざされた時には、そこで流暢にパスを回すことが主導権を握ることではなくなる。きょうの場合に主導権を握れたのは後半の頭で、どんどんどんどん相手の裏を取ったところ。そういうことを選手が自分たちで相手をみて判断してやる。言うなら特徴がないことがよい。速攻が、つなぎが、前から奪いにいく、引いてブロックをつくるのがうまいなどと言うが、わたしの理想はすべてできること。現状はできている試合もあれば、できていない試合もある。
★質疑内容を追加しました
空は青いとか、海は広いとか、当たり前のことは口にださないものだが、このタイミングで言いたいのは、サポーター、スタジアムに足を運んでくれたお客様に感謝しているということ。連敗の中でも選手バスが到着した瞬間からサポーターがコールを送ってくれて心強かった。この人たちが試合にでたほうがよいんじゃないかと思うほど強気にコールを送ってくれた。結果は勝点1だったが、それでもみなさんが拍手を送ってくれた。自分たちはまだまだ見せられるものがあると思っているので、引き続きスタジアムに足を運んでいただきたい。
引き分けの勝点1だったが、ここまで負けていたあいだに学んだことを、選手たちが声を掛け合ってプレーに生かした。(失点につながるPKを与えた)ハンドの判定がどうかは分からないが、試合をやっているとあのようなことが1つは起こるものだと思ってやっている。やはり2点目を奪えなかったことが残念だった。きょうのような思いや、暑さの中でもしっかり足を動かすこと、声を掛け合うことを続けていけば自分たちはまだまだ成長できる。そう思える試合だったのでとてもポジティブに考えている。
Q:連敗を5で止めた感想を。
結果としてストップしたにすぎない。これまで引き分けで勝点1だけ取ろうとしたことはない。首位の山口や長野に対しても勝点1を狙うチャンスはあったが連敗を止めようと思ったことはない。今回、勝ちにいったこの試合で勝てなかったが結果として連敗が止まるかたちになった。連敗中は今の1位から5位のチームとやったわけだが、試合前には勝てると思っていた。自分たちにはそれだけのものがあると思っていたので。結果として足りないものがあり黒丸が偶然並んだぐらいに思っていてネガティブにはなっていない。
Q:冒頭に言った連敗中に学んだこととはなにか。
学んだことはたくさんあってすべてを言えるか分からないが、まずサッカーは90分の流れがあり、立ち上がりや前後半の最後、得点や失点の直後であるとか危ない時間帯があること。そういう時間帯に自分たちで引き締められなかったところがあったが、今回は声を掛け合って引き締めてそういう失点がなかった。次は劣勢の中でもチャンスをうかがうということ。前半の富山の切り替えは素晴らしかった。ボールを奪ったあとになにもできなかった。その中でも1、2回のチャンスをつくれた。前山恭平のポストに当たったシュートなどがあった。
また、自分たちには持続力がないのではないか、と見つめ直して取り組んだ結果、後半の立ち上がりは富山よりも自分たちのほうが足が止まらなかったようにわたしには見えた。その後、足をつった選手が2人いたが、弱いからなのか、つるまで自分の力を出したのかは判断が分かれるだろうが、わたしはポジティブなほうに考えている。
Q:なぜ勝てなかった。
ひと言でいうならすべて。もう1人が追い越す体力、2度ほどあったペナルティーエリア内でのチャンスで落ち着いて交わすとか、枠に飛ばす技術とかがまだ足りない。まわりを見て自分の状況を把握するといったことも。これが足りないというよりは、まだ全部足りない。
Q:リーグ前半を終え、今後のさらなる成長のために何を高めていきたいか。
それもすべて。整理して言うなら、走力、体の強さ、インテリジェンス・賢さ、技術、メンタルとか、あとは90分のかけ引きであるとか。そういったもの全部。5連敗の中でそういう自分たちのあらゆる弱さに気づかせてもらった。それを選手もわたしも把握している。すべてにおいて練習から取り組んでいきたい。
Q:監督の目指すサッカーの完成度は現時点で何パーセントか。
数字で言うのは難しい。何を目指しているか説明すると、選手には相手をみて主導権を握ろうと言ってきた。きょうのように中を閉ざされた時には、そこで流暢にパスを回すことが主導権を握ることではなくなる。きょうの場合に主導権を握れたのは後半の頭で、どんどんどんどん相手の裏を取ったところ。そういうことを選手が自分たちで相手をみて判断してやる。言うなら特徴がないことがよい。速攻が、つなぎが、前から奪いにいく、引いてブロックをつくるのがうまいなどと言うが、わたしの理想はすべてできること。現状はできている試合もあれば、できていない試合もある。
- 関連記事
-
- 第20節 秋田×富山 マッチレポート■攻め切れずミスから失点
- 第20節 秋田×富山 試合後の選手コメント
- 第20節 秋田×富山 秋田・間瀬秀一監督の会見コメント
- 第20節 秋田×富山 富山・岸野靖之監督の会見コメント
- 本日の秋田は夏の日差し
- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第20節△1-1秋田