第34節 沼津×富山 試合後の選手コメント
- 2020/12/29
- 13:39
●佐々木陽次選手(富山)
きょうが今年のメンバーでできる最後の試合で、3年間お世話になった安達監督のもとで試合ができるのも最後。いろんな思いがあり、最後はみんな喜び合いたいなと思ってゲームに臨んだ。全力でプレーした。
沼津さんもファイトし、自分たちの負けたくない気持ちが、お互いの気持ちがみえる、良い試合だったと思う。ずっと目指してきたサッカーとは違うけれど、これもひとつの良い経験として次につなげていきたい。
Q:最終戦での今季初ゴール。安達監督との最後の試合でもあった。大きな意味がある。
今季はけがをしてチームの役に立てていなかった。最後にゴールを決めたかったし、亮さんとできる最後の試合で自分がゴールを決めたかった。こういうかたちになってよかった。
亮さんと一緒にでき、人間的にも成長させてもらった。プレーの面でも自分に自信をつけさせてくれた。感謝の気持ちしかない。
Q:改めてシーズンを振り返ると。
けがでチームから離れて役にも立てなかった。チームのみんなには申し訳ない気持ちでいっぱい。
●松澤彰選手(富山)
チームとしては、やりたいことができず、相手に押される場面が多かったと思う。ベンチスタートだった自分のやるべきことは、得点を決め、ゲームの流れを変えるというひとつだった。点を決めることはできたが、チームを勝たせられなかったのは反省すべきことだと思う。
Q:同点ゴールを決めて安達監督のもとに走っていった。
試合前のミーティングでは平井GKコーチから「亮さんのためにきょうは絶対に勝ちたい」との話があった。自分たちも勝利というかたちで恩返しがしたいと思った。点を決めた瞬間、亮さんのもとに行こうと思った。
Q:Jリーグ初得点だ。
点を決めるのは気持ちが良い。初得点ではあるが、遅い初得点になったことに悔いが残る。サポーターのために、チームのために、自分のゴールでチームを勝たせられるように成長していきたい。
●尾崎瑛一郎選手(沼津)
Q:JFL時代から7年プレーした沼津でのラストゲームだった。どんな思いで臨んだのか。
いつも通りに入りました。試合には。ただ、僕もやっぱ「自分も人間だな」と。ウオーミングアップや試合に入っていく時とかに自分のユニフォームを掲げてくれている様子は見えていたので。いろんな思いがありました。
試合自体は割り切って冷静に戦うことができたと思う。でも、そういう思いはうれしかったです。
Q:終了間際に2-2に追い付かれたが劇的な勝利で締めくくった。
2点目を取られて、こういう展開ならまだチャンスはあると思っていた。1回は絶対にくると。こちらが直前に決定機を逃して2-2の同点にされたが、経験上、自分はそう思った。相手はイケイケになって前掛かりになったので、そこを突けたらと。冷静に考えられていた。後ろは集中していなきゃいけないけど。
Q:勝ち越し点を決めた菅井選手が真っ先に駆け寄ってきた。
俺が視野に入って「こっちいかなきゃまずい」と思って来たんだろうけど(笑い)。でもやっぱり、そういう思いで、一緒に長くやってきた彼がそばに来てくれてうれしかった。
菅井はずっとチームのことを考えながら、チームのことを考えて行動していた。昨年もけがで試合に出場できない苦しい中でもそうだった。これからはあいつが、このクラブ、チームを引っ張っていってくれると思っている。
Q:きょう勝ち切れたのはチームの成長の表れだろうか。
徳武キャンプテンがみなさんに話していたように、チームの成長だと思う。
ただ、見ていた人は楽しいゲームだったと思うが、あのような状況で守備のところはしっかりしなきゃいけないし、もっと冷静に試合を運びながら勝負しなければいけなかったと思う。そういう点は課題。
しかし、そういう(人の)思いは出ますね。サッカーだけじゃなくスポーツの世界では。富山も気持ちが入っていた。そういった中で勝ち切れたのは今季の締めくくりとしてよかったと思う。選手の成長だと思う。
Q:キャプテンマークを巻いてプレーした。今季は徳武選手が不在時は菅井選手が付けていたが。
菅井が持ってきたんですよ。ロッカーで準備している時に。「僕のための試合じゃなくて、みんなで戦ってきた今季最後の試合。お前が付けろ」と言ったのだけど、「付けてださい。チームみんなで話して決めたのだから」と言ってくれたので付けた。違和感しかなかったですね(苦笑)。でも、そういう気持ちはやっぱり素直にうれしいですね。自分がキャプテンマークを付けていたころの試合も思い出しながらプレーできた。
最後にキャプテンマークを付けさせてもらって試合ができたこと、そして何よりも勝てたことが本当にうれしいし、自分に対してそういう思いを持ってくれていた選手たちに改めて感謝したい。
Q:試合後に染矢選手と抱き合っていたのが印象的だった。
お互いに沼津に来る前から対戦もしてきて、知っている仲。彼は苦労もしながらこのクラブに入ってくれた。お互いに思いはある。
彼にはアスルの象徴として頑張ってもらいたい。あのように感情むき出しでプレーする選手も今は少ないじゃないですか。(熱い気持ちが)見ている人に伝わる。染を見てアスルの中からそういう選手が出てくればよいと思う。染には感謝している。
Q:沼津でプレーした7年間について。
先日取材していただいた際にもそう答えたのですが、なかなか言葉で表現するのは難しい。
試合が終わってみなさんが声を掛けてくれて話もして思ったのは、「やっぱり選手って幸せだな」と。クラブもそう感じなきゃいけないのだけれど、(極言するなら、サポーターであってもクラブや選手にとっては)他人じゃないですか。そういう人たちが必死に声を枯らして応援してくれる。アウェイであっても、コロナ禍のこんな大変な状況であっても。そういう思いを感じながら僕自身はサッカーに取り組んできた。その思いを「みなさんが分かってくれていたんだな」と言うか、そこまでは言わないまでも、そういう思いで自分はやってきてよかったなと改めて思った。
僕は自分自身のためだけにサッカーをやってきたわけじゃない。家族や応援してくれる人が喜んでくれる姿を見るのが自分の一番幸せな時間なので。きょう(勝って)最後にみなさんのそういう姿が見られてよかったなと思う。
Q:7年間で印象に残っていることは。
J3に昇格したことと、J3初年の(優勝をかけてホームで戦った2017年の)最終戦ですかね。あの試合は(8,649人が来場して)雰囲気もすごかった。このクラブがここまで来たかと。思い出深い。
Q:ゴール裏のサポーターの前であいさつしている時に感極まったように見えたが。
いつも通り終わりたかった半面で、最後だから何か話して伝えなければいけないという思いもあった。
僕みたいな選手があのようにしてもらえるなんて、なかなかない。レジェンドじゃないし、Jリーグに功績があったわけじゃない、日本代表だったわけでもない。スタジアムの光景を見て、あのようにしてもらえるのはありがたくて幸せ。それを見ているとそうなっちゃいますよね。
でも、なんだろ。人は人の心に動かされる。僕ら選手が試合を見に来てくれたサポーターの心を動かせるかどうかもそうだし、選手はファンやサポーターの姿を見て、思いを感じて変わる。変わらなければいけない。感じなくちゃいけない。僕はずっとそう思ってきた。試合に勝った負けたで、あいさつして終わりじゃなく、みなさんの思い汲み取らなければいけない。僕はそう思っている。きょうはみなさんの思いが伝わってきて僕の中で動かされるものがあってそうなったんだと思う。
Q:来季の沼津への期待は。
今季積み上げてきたものを強固なものにしてほしい。それと、アスルらしさは絶対になくさないでほしい。それがあるからみなさんは応援してくれている。それを残しながら積み上げて頑張ってほしい。
Q:サポーターのみなさんに伝えることは。
僕は変わらずに、応援してくれている方の思いや、支えてくれている方のためにサッカーを続ける限り頑張ろうと思う。選手を辞めることになったとしても、そういう思いを変わらずに抱いて生きていきたい。これからも尾崎瑛一郎という人間を磨き続けて、さらに魅力ある人間に成長できるように、みなさんにそう思っていただけるように、生きていきたいと思っている。
●菅井拓也選手(沼津)
勝利を目指し、最後勝って終わりたいというのが一番の強かった。ただ、内容にもフォーカスして取り組んだ。取って、取られて、取って、取られて、最後に取ってという面白い試合だったが、うまくいく時といかない時との波が大きかった僕らの1年間の戦いを象徴するような試合だったと思う。最後まで、アスルらしくゴールに向かっていった結果が勝利につながった。
決め切ればもっと楽な試合が多くあった。決め切れないぶんは人数をかけ、もっとチャンスの回数も増やしていかなければいけない。(自身が決勝点を挙げて)きょうは決められてホッとしている。
Q:終盤に2-2に追い付かれた時の心境は。
正直言ってショックはあった。しかし、終了間際に走り勝ったゲームが後半戦では多かったので、あきらめなければチャンスは来ると思った。気持ちを切り替えて残り時間に臨めたと思う。
Q:決勝点となった3点目を決めて尾崎選手に駆け寄った。
瑛さんのほうになぜか引っ張られた。みんなはベンチにいっちゃった(笑い)。
Q:尾崎選手を含めチームを離れる選手もいる今季最終戦を自身のゴールで勝ち切った。
僕が決めたいと思っていた。退団する選手、長くチームのためにピッチ内外で貢献してくれた選手ばかりなので、その選手たちの思いの乗ったゴールだと思う。
尾崎選手はこのチームになくてはならない存在だった。瑛さんが築き上げてきたものを、残る選手は継承していかなければいけない。見て感じた部分をこれからもアスルクラロ沼津のために、一人ひとりが引き継いでいきたい。
Q:今季を2連勝で締めくくった。
きょうにしても内容はうまくいかない部分も多い。勝ったことは自信につながると思うので、来季に向けて、今年トライしてきたことをさらに成長させていかなければいけない。また一人ひとり、自分に矢印を向けて成長していきたい。
Q:パスをつなぐ新しいスタイルにチャンレジしたシーズンだった。来季に向けてのポイントは。
ボールを握って自分たちで動かしながらゴールを狙っていくうえで、ボールを握ることが目的になってはいけない。かといってゴールに直結するボールばかりでも勝てないと思う。そこの判断力を上げ、質を上げていくことが大事だと思う。今季はミスからの失点も多かったので、判断と技術を自分も含めて高めていきたい。
きょうが今年のメンバーでできる最後の試合で、3年間お世話になった安達監督のもとで試合ができるのも最後。いろんな思いがあり、最後はみんな喜び合いたいなと思ってゲームに臨んだ。全力でプレーした。
沼津さんもファイトし、自分たちの負けたくない気持ちが、お互いの気持ちがみえる、良い試合だったと思う。ずっと目指してきたサッカーとは違うけれど、これもひとつの良い経験として次につなげていきたい。
Q:最終戦での今季初ゴール。安達監督との最後の試合でもあった。大きな意味がある。
今季はけがをしてチームの役に立てていなかった。最後にゴールを決めたかったし、亮さんとできる最後の試合で自分がゴールを決めたかった。こういうかたちになってよかった。
亮さんと一緒にでき、人間的にも成長させてもらった。プレーの面でも自分に自信をつけさせてくれた。感謝の気持ちしかない。
Q:改めてシーズンを振り返ると。
けがでチームから離れて役にも立てなかった。チームのみんなには申し訳ない気持ちでいっぱい。
●松澤彰選手(富山)
チームとしては、やりたいことができず、相手に押される場面が多かったと思う。ベンチスタートだった自分のやるべきことは、得点を決め、ゲームの流れを変えるというひとつだった。点を決めることはできたが、チームを勝たせられなかったのは反省すべきことだと思う。
Q:同点ゴールを決めて安達監督のもとに走っていった。
試合前のミーティングでは平井GKコーチから「亮さんのためにきょうは絶対に勝ちたい」との話があった。自分たちも勝利というかたちで恩返しがしたいと思った。点を決めた瞬間、亮さんのもとに行こうと思った。
Q:Jリーグ初得点だ。
点を決めるのは気持ちが良い。初得点ではあるが、遅い初得点になったことに悔いが残る。サポーターのために、チームのために、自分のゴールでチームを勝たせられるように成長していきたい。
●尾崎瑛一郎選手(沼津)
Q:JFL時代から7年プレーした沼津でのラストゲームだった。どんな思いで臨んだのか。
いつも通りに入りました。試合には。ただ、僕もやっぱ「自分も人間だな」と。ウオーミングアップや試合に入っていく時とかに自分のユニフォームを掲げてくれている様子は見えていたので。いろんな思いがありました。
試合自体は割り切って冷静に戦うことができたと思う。でも、そういう思いはうれしかったです。
Q:終了間際に2-2に追い付かれたが劇的な勝利で締めくくった。
2点目を取られて、こういう展開ならまだチャンスはあると思っていた。1回は絶対にくると。こちらが直前に決定機を逃して2-2の同点にされたが、経験上、自分はそう思った。相手はイケイケになって前掛かりになったので、そこを突けたらと。冷静に考えられていた。後ろは集中していなきゃいけないけど。
Q:勝ち越し点を決めた菅井選手が真っ先に駆け寄ってきた。
俺が視野に入って「こっちいかなきゃまずい」と思って来たんだろうけど(笑い)。でもやっぱり、そういう思いで、一緒に長くやってきた彼がそばに来てくれてうれしかった。
菅井はずっとチームのことを考えながら、チームのことを考えて行動していた。昨年もけがで試合に出場できない苦しい中でもそうだった。これからはあいつが、このクラブ、チームを引っ張っていってくれると思っている。
Q:きょう勝ち切れたのはチームの成長の表れだろうか。
徳武キャンプテンがみなさんに話していたように、チームの成長だと思う。
ただ、見ていた人は楽しいゲームだったと思うが、あのような状況で守備のところはしっかりしなきゃいけないし、もっと冷静に試合を運びながら勝負しなければいけなかったと思う。そういう点は課題。
しかし、そういう(人の)思いは出ますね。サッカーだけじゃなくスポーツの世界では。富山も気持ちが入っていた。そういった中で勝ち切れたのは今季の締めくくりとしてよかったと思う。選手の成長だと思う。
Q:キャプテンマークを巻いてプレーした。今季は徳武選手が不在時は菅井選手が付けていたが。
菅井が持ってきたんですよ。ロッカーで準備している時に。「僕のための試合じゃなくて、みんなで戦ってきた今季最後の試合。お前が付けろ」と言ったのだけど、「付けてださい。チームみんなで話して決めたのだから」と言ってくれたので付けた。違和感しかなかったですね(苦笑)。でも、そういう気持ちはやっぱり素直にうれしいですね。自分がキャプテンマークを付けていたころの試合も思い出しながらプレーできた。
最後にキャプテンマークを付けさせてもらって試合ができたこと、そして何よりも勝てたことが本当にうれしいし、自分に対してそういう思いを持ってくれていた選手たちに改めて感謝したい。
Q:試合後に染矢選手と抱き合っていたのが印象的だった。
お互いに沼津に来る前から対戦もしてきて、知っている仲。彼は苦労もしながらこのクラブに入ってくれた。お互いに思いはある。
彼にはアスルの象徴として頑張ってもらいたい。あのように感情むき出しでプレーする選手も今は少ないじゃないですか。(熱い気持ちが)見ている人に伝わる。染を見てアスルの中からそういう選手が出てくればよいと思う。染には感謝している。
Q:沼津でプレーした7年間について。
先日取材していただいた際にもそう答えたのですが、なかなか言葉で表現するのは難しい。
試合が終わってみなさんが声を掛けてくれて話もして思ったのは、「やっぱり選手って幸せだな」と。クラブもそう感じなきゃいけないのだけれど、(極言するなら、サポーターであってもクラブや選手にとっては)他人じゃないですか。そういう人たちが必死に声を枯らして応援してくれる。アウェイであっても、コロナ禍のこんな大変な状況であっても。そういう思いを感じながら僕自身はサッカーに取り組んできた。その思いを「みなさんが分かってくれていたんだな」と言うか、そこまでは言わないまでも、そういう思いで自分はやってきてよかったなと改めて思った。
僕は自分自身のためだけにサッカーをやってきたわけじゃない。家族や応援してくれる人が喜んでくれる姿を見るのが自分の一番幸せな時間なので。きょう(勝って)最後にみなさんのそういう姿が見られてよかったなと思う。
Q:7年間で印象に残っていることは。
J3に昇格したことと、J3初年の(優勝をかけてホームで戦った2017年の)最終戦ですかね。あの試合は(8,649人が来場して)雰囲気もすごかった。このクラブがここまで来たかと。思い出深い。
Q:ゴール裏のサポーターの前であいさつしている時に感極まったように見えたが。
いつも通り終わりたかった半面で、最後だから何か話して伝えなければいけないという思いもあった。
僕みたいな選手があのようにしてもらえるなんて、なかなかない。レジェンドじゃないし、Jリーグに功績があったわけじゃない、日本代表だったわけでもない。スタジアムの光景を見て、あのようにしてもらえるのはありがたくて幸せ。それを見ているとそうなっちゃいますよね。
でも、なんだろ。人は人の心に動かされる。僕ら選手が試合を見に来てくれたサポーターの心を動かせるかどうかもそうだし、選手はファンやサポーターの姿を見て、思いを感じて変わる。変わらなければいけない。感じなくちゃいけない。僕はずっとそう思ってきた。試合に勝った負けたで、あいさつして終わりじゃなく、みなさんの思い汲み取らなければいけない。僕はそう思っている。きょうはみなさんの思いが伝わってきて僕の中で動かされるものがあってそうなったんだと思う。
Q:来季の沼津への期待は。
今季積み上げてきたものを強固なものにしてほしい。それと、アスルらしさは絶対になくさないでほしい。それがあるからみなさんは応援してくれている。それを残しながら積み上げて頑張ってほしい。
Q:サポーターのみなさんに伝えることは。
僕は変わらずに、応援してくれている方の思いや、支えてくれている方のためにサッカーを続ける限り頑張ろうと思う。選手を辞めることになったとしても、そういう思いを変わらずに抱いて生きていきたい。これからも尾崎瑛一郎という人間を磨き続けて、さらに魅力ある人間に成長できるように、みなさんにそう思っていただけるように、生きていきたいと思っている。
●菅井拓也選手(沼津)
勝利を目指し、最後勝って終わりたいというのが一番の強かった。ただ、内容にもフォーカスして取り組んだ。取って、取られて、取って、取られて、最後に取ってという面白い試合だったが、うまくいく時といかない時との波が大きかった僕らの1年間の戦いを象徴するような試合だったと思う。最後まで、アスルらしくゴールに向かっていった結果が勝利につながった。
決め切ればもっと楽な試合が多くあった。決め切れないぶんは人数をかけ、もっとチャンスの回数も増やしていかなければいけない。(自身が決勝点を挙げて)きょうは決められてホッとしている。
Q:終盤に2-2に追い付かれた時の心境は。
正直言ってショックはあった。しかし、終了間際に走り勝ったゲームが後半戦では多かったので、あきらめなければチャンスは来ると思った。気持ちを切り替えて残り時間に臨めたと思う。
Q:決勝点となった3点目を決めて尾崎選手に駆け寄った。
瑛さんのほうになぜか引っ張られた。みんなはベンチにいっちゃった(笑い)。
Q:尾崎選手を含めチームを離れる選手もいる今季最終戦を自身のゴールで勝ち切った。
僕が決めたいと思っていた。退団する選手、長くチームのためにピッチ内外で貢献してくれた選手ばかりなので、その選手たちの思いの乗ったゴールだと思う。
尾崎選手はこのチームになくてはならない存在だった。瑛さんが築き上げてきたものを、残る選手は継承していかなければいけない。見て感じた部分をこれからもアスルクラロ沼津のために、一人ひとりが引き継いでいきたい。
Q:今季を2連勝で締めくくった。
きょうにしても内容はうまくいかない部分も多い。勝ったことは自信につながると思うので、来季に向けて、今年トライしてきたことをさらに成長させていかなければいけない。また一人ひとり、自分に矢印を向けて成長していきたい。
Q:パスをつなぐ新しいスタイルにチャンレジしたシーズンだった。来季に向けてのポイントは。
ボールを握って自分たちで動かしながらゴールを狙っていくうえで、ボールを握ることが目的になってはいけない。かといってゴールに直結するボールばかりでも勝てないと思う。そこの判断力を上げ、質を上げていくことが大事だと思う。今季はミスからの失点も多かったので、判断と技術を自分も含めて高めていきたい。
- 関連記事