【第31節vs讃岐プレビュー】一戦必勝で勝ち進め
- 2020/12/05
- 00:05
勝負を決する今季最後の3連戦がスタートする。劇的な逆転勝ちを収めた前節の余勢を駆って1つずつ勝ち進みたい。残り4試合で2位・相模原との勝点差は「6」。昇格への希望をつなぐには引き分けも許されないため今節も厳しいゲームが予想されるが、ホームの応援を励みに戦い抜く。
チーム状態の良化は練習の様子からも明らか。各選手から声がよく出て活気があり、プレーに対する集中力も高まっている。「良い練習ができていると感じる。これを続けていけば上達も早い」とFW大野耀平。試合と日々の練習における好循環が生まれ始めている。試合前日の4日に実施したセットプレーの確認でも、攻守に分かれた選手たちがキック1本ごとに緊張感を高めて臨んでいた。今季初の4連勝を目指す本番でのパフォーマンが楽しみだ。
前節は最下位・18位のC大阪U-23に絶望の淵の一歩手前まで追い込まれた。今節対戦する讃岐も現在16位だが一昨年までJ2で戦っていた有力クラブであり侮れない。
昨季14位に終わった讃岐はチーム編成を今季から若手中心に改め、昨季まで2年にわたり福井ユナイティッドを率いたベテランの望月一仁監督のもと力を蓄えている。今季は開幕から3分7敗と大きくつまずいたため下位にいるが、後半戦に入ってからは5勝3分5敗と成績が上向いている。
安達亮監督は「讃岐は粘り強い。それは大敗しないところからも分かる。攻撃では重松(健太郎)選手を警戒する必要がある」と話す。MF佐々木陽次は「昇格争いのプレッシャーがないチームが思い切りプレーしてくる怖さを前節に改めて実感した。讃岐は今の順位にいるのが不思議なぐらいに良い選手がいて力のあるチームだと思う。そこを念頭に置いてゲームに入りたい」と気を引き締めている。
讃岐のフォーメーションは [3-3-2-2]。要のワンアンカーに大卒ルーキーの長谷川隼や岩本和希が入り、前節の岐阜戦(0●1)では同じく薩川淳貴も2列目でアグレッシブなプレーをみせるなど若手が元気。堅守速攻をベースにしながら中盤で丁寧にボールをつなごうという姿勢も垣間見え、段階的にチームづくりを進めているようだ。
安達監督が名前を挙げたFWの重松はチームトップの7得点を挙げているだけでなく、ボールキープなどでチャンスメークし、セットプレーのキッカーも務める。前カターレの平出涼(鹿児島)、阿部巧(栃木シティ)とともにFC東京U-18からトップ昇格した彼も29歳となり加入3年目の讃岐で欠かせない存在となっている。
守りの中心はJリーグ通算363試合出場の37歳DF竹内彬で今季フルタイム出場を継続中。前カターレのGK服部一輝が前節まで4試合連続してスタメン出場しており、県総のピッチで勇姿が見られるかもしれない。
両チームが前回対戦した9月6日の第14節は、DF川﨑裕大の退場で数的不利に陥ったカターレが後半26分にMF滝裕太のFKからMF田中佑昌が先制点を挙げて1-0で勝利を収めた。対戦成績は2014年のJ2時代を含め2勝1分2敗。うち2試合の昨年と今年の丸亀でのゲームでカターレが退場者を出し、昨年の2試合など計3試合でPKが発生している波乱含みのカードだ。勝負の行方は予断を許さない。
◇J3上位の第31節以降の対戦(赤字は直接対決)
※第31~33節は3連戦
1秋田71 今鳥相 鹿 +42
2相模53 八沼秋 今 +6
3長野52 YG岐 岩 +18
4岐阜52 鳥八長 G +13
5富山47 讃熊今 沼 +11
6鳥取47 岐秋福 熊 +6
7熊本47 岩富讃 鳥 +6
8今治46 秋岩富 相 +7
9鹿児46 福YG 秋 +5
10藤枝43 C福八 Y +2
(第30節終了時。順位、クラブ名、勝点、今後の対戦順、得失点差)
チーム状態の良化は練習の様子からも明らか。各選手から声がよく出て活気があり、プレーに対する集中力も高まっている。「良い練習ができていると感じる。これを続けていけば上達も早い」とFW大野耀平。試合と日々の練習における好循環が生まれ始めている。試合前日の4日に実施したセットプレーの確認でも、攻守に分かれた選手たちがキック1本ごとに緊張感を高めて臨んでいた。今季初の4連勝を目指す本番でのパフォーマンが楽しみだ。
前節は最下位・18位のC大阪U-23に絶望の淵の一歩手前まで追い込まれた。今節対戦する讃岐も現在16位だが一昨年までJ2で戦っていた有力クラブであり侮れない。
昨季14位に終わった讃岐はチーム編成を今季から若手中心に改め、昨季まで2年にわたり福井ユナイティッドを率いたベテランの望月一仁監督のもと力を蓄えている。今季は開幕から3分7敗と大きくつまずいたため下位にいるが、後半戦に入ってからは5勝3分5敗と成績が上向いている。
安達亮監督は「讃岐は粘り強い。それは大敗しないところからも分かる。攻撃では重松(健太郎)選手を警戒する必要がある」と話す。MF佐々木陽次は「昇格争いのプレッシャーがないチームが思い切りプレーしてくる怖さを前節に改めて実感した。讃岐は今の順位にいるのが不思議なぐらいに良い選手がいて力のあるチームだと思う。そこを念頭に置いてゲームに入りたい」と気を引き締めている。
讃岐のフォーメーションは [3-3-2-2]。要のワンアンカーに大卒ルーキーの長谷川隼や岩本和希が入り、前節の岐阜戦(0●1)では同じく薩川淳貴も2列目でアグレッシブなプレーをみせるなど若手が元気。堅守速攻をベースにしながら中盤で丁寧にボールをつなごうという姿勢も垣間見え、段階的にチームづくりを進めているようだ。
安達監督が名前を挙げたFWの重松はチームトップの7得点を挙げているだけでなく、ボールキープなどでチャンスメークし、セットプレーのキッカーも務める。前カターレの平出涼(鹿児島)、阿部巧(栃木シティ)とともにFC東京U-18からトップ昇格した彼も29歳となり加入3年目の讃岐で欠かせない存在となっている。
守りの中心はJリーグ通算363試合出場の37歳DF竹内彬で今季フルタイム出場を継続中。前カターレのGK服部一輝が前節まで4試合連続してスタメン出場しており、県総のピッチで勇姿が見られるかもしれない。
両チームが前回対戦した9月6日の第14節は、DF川﨑裕大の退場で数的不利に陥ったカターレが後半26分にMF滝裕太のFKからMF田中佑昌が先制点を挙げて1-0で勝利を収めた。対戦成績は2014年のJ2時代を含め2勝1分2敗。うち2試合の昨年と今年の丸亀でのゲームでカターレが退場者を出し、昨年の2試合など計3試合でPKが発生している波乱含みのカードだ。勝負の行方は予断を許さない。
◇J3上位の第31節以降の対戦(赤字は直接対決)
※第31~33節は3連戦
1秋田71 今鳥相 鹿 +42
2相模53 八沼秋 今 +6
3長野52 YG岐 岩 +18
4岐阜52 鳥八長 G +13
5富山47 讃熊今 沼 +11
6鳥取47 岐秋福 熊 +6
7熊本47 岩富讃 鳥 +6
8今治46 秋岩富 相 +7
9鹿児46 福YG 秋 +5
10藤枝43 C福八 Y +2
(第30節終了時。順位、クラブ名、勝点、今後の対戦順、得失点差)