【第30節vsC大阪U-23プレビュー】まぐれじゃない!さらに進め
- 2020/11/27
- 17:07
東北で難敵の八戸と秋田を下してホームに帰ってきた。2位との勝点差は2連勝によって5つ縮まって6となり、トップ集団の背中が見えている。今節から12月20日の最終節まで、残り5試合、3週間の熱き戦いを存分に楽しみたい。
前節は秋田の無敗優勝を阻み、更新中だったJリーグ記録の開幕からの連続負けなし「28」、昨季からの連続負けなし「30」に終止符を打った。MF佐々木陽次は「最後は気持ち以外のなにものでもない。自分たちらしいサッカーができる時間も増えて2連勝することができ、チームに自信が芽生え始めているように思う」と話す。
前節の勝利を単なる勝点3に終わらせるのはもったいない。秋田戦でみせた気迫と集中力、意思統一されたチームプレーを継続しながら、自信をより確かなものにして強くなりたい。鉄は熱いうちに打て。今節をモノにする必要がある。
C大阪U-23には9月18日の第16節で1-2の逆転負けを喫した。PKから同点に追い付かれ、後半33分にカウンターから決勝点を許した。PKの判定は誤審の可能性が高かったとはいえ、不運をはね返すだけのパワーを欠いて最下位だった相手に12試合ぶりの白星を献上した。悪夢の3試合連続逆転負けと4連敗はこの試合から始まっている。今度は勝ち切って浮上への弾みにしたい。
今季まだ4勝で最下位だが、彼らに痛い目に遭わされているのはカターレだけではない。後半戦に入ってからも現在昇格を争っている今治、鹿児島、相模原、熊本が引き分けて勝点1の加算にとどまり、第24節では鳥取が0-1で苦杯をなめた。前節対戦した熊本は、2種登録の18歳MF新保海鈴に左足でFKを直接蹴り込まれ、追い付かれて1-1に終わっている。侮れば再び足もとをすくわれるだろう。
総得点25はリーグ最少だが、堅守の秋田から唯一1試合2得点(第21節:2●3)を奪っている。総失点50も同17位と多いが守備意識は高く、無失点が8試合ある(カターレ10試合)。接戦になって、若い選手の高い潜在能力が引き出されるような展開になると厄介だ。前回対戦時にはトップチーム帯同していて不在だった19歳FW藤尾翔太が10月以降J3でプレーしている。チーム最多8得点を挙げており、9月5日のJ1第14節・浦和戦でJ1初出場・初得点をマークしている。
J3にU-23のチームが参加するのは今季限り。2016年から5シーズンにわたるカターレの対戦成績は対C大阪U-23が現時点で4勝3分2敗。対G大阪U-23は7勝1分2敗、今季不参加だったF東京U-23とは3勝2分3敗だった。改めてみても一筋縄ではいかなかったのが分かる。昇格を目指すうえでの痛い敗戦がいくつもあった。一方で、次々と現れるビッグクラブの10代の俊英たちが日本サッカーの前途の明るさ感じさせてくれた。残る1試合も好ゲームを期待しよう。
前節は秋田の無敗優勝を阻み、更新中だったJリーグ記録の開幕からの連続負けなし「28」、昨季からの連続負けなし「30」に終止符を打った。MF佐々木陽次は「最後は気持ち以外のなにものでもない。自分たちらしいサッカーができる時間も増えて2連勝することができ、チームに自信が芽生え始めているように思う」と話す。
前節の勝利を単なる勝点3に終わらせるのはもったいない。秋田戦でみせた気迫と集中力、意思統一されたチームプレーを継続しながら、自信をより確かなものにして強くなりたい。鉄は熱いうちに打て。今節をモノにする必要がある。
C大阪U-23には9月18日の第16節で1-2の逆転負けを喫した。PKから同点に追い付かれ、後半33分にカウンターから決勝点を許した。PKの判定は誤審の可能性が高かったとはいえ、不運をはね返すだけのパワーを欠いて最下位だった相手に12試合ぶりの白星を献上した。悪夢の3試合連続逆転負けと4連敗はこの試合から始まっている。今度は勝ち切って浮上への弾みにしたい。
今季まだ4勝で最下位だが、彼らに痛い目に遭わされているのはカターレだけではない。後半戦に入ってからも現在昇格を争っている今治、鹿児島、相模原、熊本が引き分けて勝点1の加算にとどまり、第24節では鳥取が0-1で苦杯をなめた。前節対戦した熊本は、2種登録の18歳MF新保海鈴に左足でFKを直接蹴り込まれ、追い付かれて1-1に終わっている。侮れば再び足もとをすくわれるだろう。
総得点25はリーグ最少だが、堅守の秋田から唯一1試合2得点(第21節:2●3)を奪っている。総失点50も同17位と多いが守備意識は高く、無失点が8試合ある(カターレ10試合)。接戦になって、若い選手の高い潜在能力が引き出されるような展開になると厄介だ。前回対戦時にはトップチーム帯同していて不在だった19歳FW藤尾翔太が10月以降J3でプレーしている。チーム最多8得点を挙げており、9月5日のJ1第14節・浦和戦でJ1初出場・初得点をマークしている。
J3にU-23のチームが参加するのは今季限り。2016年から5シーズンにわたるカターレの対戦成績は対C大阪U-23が現時点で4勝3分2敗。対G大阪U-23は7勝1分2敗、今季不参加だったF東京U-23とは3勝2分3敗だった。改めてみても一筋縄ではいかなかったのが分かる。昇格を目指すうえでの痛い敗戦がいくつもあった。一方で、次々と現れるビッグクラブの10代の俊英たちが日本サッカーの前途の明るさ感じさせてくれた。残る1試合も好ゲームを期待しよう。
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