【第28節vs八戸プレビュー】初勝利で1年前の雪辱を
- 2020/11/17
- 13:40
勝利を求めて北上する。青森では11月8日に、秋田では同10日に平野部で初雪が観測された。東北には北陸より少し早く冬が近づいている。
今節ぶつかる八戸との対戦成績は1分2敗、中3日で22日に対戦する秋田とは1勝4分7敗といずれも非常に分が悪い。秋田からの唯一の白星がホームで行われた2015年第1節のことであり、アウェイではまだ勝ったことのない2クラブとの連戦になるわけだ。残り7試合で2位・長野との差は勝点11。あきらめない姿勢や土俵際での底力を今回のみちのく遠征で示したい。
八戸とは約1カ月前の10月21日に第12節で対戦して1-1で引き分けた。FW武颯が後半9分に先制点を挙げたが、同30分にPKで追い付かれたゲームだ。MF佐々木陽次が7月以来の復帰を果たし、チームとしてシュート28本を放ったが1点止まりだった。
この試合で連敗を6で止めた八戸は次の第23節で鹿児島を1-0で下して8試合ぶりの勝利を手にした。その後は3分1敗だが、第24節で首位の秋田と1-2の接戦を演じ、第25節の熊本戦でも2-2と健闘している。前節のG大阪U-23戦は1-1だったが、あと2、3点入っていてもおかしくない数の決定機をつくっていた。カターレと前回対戦した時よりもかなりチーム状態が上向いているようだ。
フォーメーションはカターレと同じ[3-4-2-1]。前節・G大阪U-23戦のスタメンは前回の対戦とは7人も異なっていた。チーム最多7得点のFW上形洋介に代わってワントップで先発していた安藤翼が好調。ウイングバックの國分将と黒石貴哉が元気で、前カターレのDF佐藤和樹は前々節・岩手戦で後半のラストプレーで豪快なミドルシュートを決めている。
終盤まで落ちない運動量を武器に、「前半を無失点で乗り切って後半勝負」というのが基本プランだという。ハードワークを貫くひた向きさや速攻の鋭さは前節対戦した福島とも重なるため、カターレは心してかかる必要がある。
DF馬渡隼暉は「今季のJ3はどことやっても接戦になり、勝つのが簡単ではない。福島や八戸といったJ2に昇格できないクラブの選手たちが気持ちを強く持って戦ってくるのを実感しており、自分たちも強い気持ちでプレーしなければいけない」と話した。
カターレは前回の八戸戦以降3勝1分1敗で、こちらもチーム状態は当時より良い。昨季は11月17日の第31節にアウェイで対戦して0-2。凍えるような冷たく強い風の中で行われ、昇格を目指すうえで痛い黒星を喫した。前節が負けという点でもシチュエーションは昨季と似ている。雪辱を果たさなければならないだろう。平日ゲームながら会場に照明設備がないため13時のキックオフ。仕事の合間にスマートフォンなどで途中経過をチェックするサポーターも少なくないはず。富山に吉報を届けてほしい。
今節ぶつかる八戸との対戦成績は1分2敗、中3日で22日に対戦する秋田とは1勝4分7敗といずれも非常に分が悪い。秋田からの唯一の白星がホームで行われた2015年第1節のことであり、アウェイではまだ勝ったことのない2クラブとの連戦になるわけだ。残り7試合で2位・長野との差は勝点11。あきらめない姿勢や土俵際での底力を今回のみちのく遠征で示したい。
八戸とは約1カ月前の10月21日に第12節で対戦して1-1で引き分けた。FW武颯が後半9分に先制点を挙げたが、同30分にPKで追い付かれたゲームだ。MF佐々木陽次が7月以来の復帰を果たし、チームとしてシュート28本を放ったが1点止まりだった。
この試合で連敗を6で止めた八戸は次の第23節で鹿児島を1-0で下して8試合ぶりの勝利を手にした。その後は3分1敗だが、第24節で首位の秋田と1-2の接戦を演じ、第25節の熊本戦でも2-2と健闘している。前節のG大阪U-23戦は1-1だったが、あと2、3点入っていてもおかしくない数の決定機をつくっていた。カターレと前回対戦した時よりもかなりチーム状態が上向いているようだ。
フォーメーションはカターレと同じ[3-4-2-1]。前節・G大阪U-23戦のスタメンは前回の対戦とは7人も異なっていた。チーム最多7得点のFW上形洋介に代わってワントップで先発していた安藤翼が好調。ウイングバックの國分将と黒石貴哉が元気で、前カターレのDF佐藤和樹は前々節・岩手戦で後半のラストプレーで豪快なミドルシュートを決めている。
終盤まで落ちない運動量を武器に、「前半を無失点で乗り切って後半勝負」というのが基本プランだという。ハードワークを貫くひた向きさや速攻の鋭さは前節対戦した福島とも重なるため、カターレは心してかかる必要がある。
DF馬渡隼暉は「今季のJ3はどことやっても接戦になり、勝つのが簡単ではない。福島や八戸といったJ2に昇格できないクラブの選手たちが気持ちを強く持って戦ってくるのを実感しており、自分たちも強い気持ちでプレーしなければいけない」と話した。
カターレは前回の八戸戦以降3勝1分1敗で、こちらもチーム状態は当時より良い。昨季は11月17日の第31節にアウェイで対戦して0-2。凍えるような冷たく強い風の中で行われ、昇格を目指すうえで痛い黒星を喫した。前節が負けという点でもシチュエーションは昨季と似ている。雪辱を果たさなければならないだろう。平日ゲームながら会場に照明設備がないため13時のキックオフ。仕事の合間にスマートフォンなどで途中経過をチェックするサポーターも少なくないはず。富山に吉報を届けてほしい。
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