【第27節vs福島プレビュー】堅守強攻でつかめ勝利
- 2020/11/13
- 18:20
今節の福島戦からアウェイの八戸、秋田と転戦する東北勢との3連戦が始まる。昇格への望みをつなぐために、まずホームでこの一戦をものにしなければならない。
現在13位の福島は終盤に向けて調子を上げている手ごわいチームだ。第15節まで3勝3分9敗で16位と苦しんでいたが、フォーメーションを[4-4-2]から[3-4-2-1]に変更した第16節以降5勝2分4敗と持ち直している。第22節で岐阜を2-1、第23節で長野を1-0で下した。前節の相模原は0-0で引き分けたが、決定的なチャンスを何度もつくり相手の2倍以上となる15本のシュートを放っている。
若手が主力を担っており、前節の先発の平均年齢が23.64歳。昨季まで福島でプレーしたFW武颯は「ボールを追い越すといった前に出ていく走力は昨年より上ではないか」とみている。
田坂和昭前監督、昨季から指揮を執る松田岳夫監督と継続的にポゼッション型のチームをつくり、今季も1試合平均のボール支配率はリーグ4位の52.9%(カターレ:49.9%・9位/Football LABより)。高さとスピードのあるナイジェリア出身のFWイスマイラがスタメンに定着し、縦に素早く送って手数をかけずにチャンスをつくるのも得意。10得点を挙げているイスマイラ、ツーシャドウの田村亮介と池田昌生の3人が攻撃の中心だ。
総得点33のうち15を後半30分以降に挙げている。リーグ1位の数字だ。カウンターアタックの鋭さや走力の表れだろう。カターレも7月25日の第6節では後半44分にイスマイラに同点ゴールを許して2-2で引き分けており、最後まで油断できない。
カターレは前節・岐阜戦をスコアレスドローで終えたものの2位との勝点差が1つ縮まって残り8試合で「8」になった。無失点も4試合連続となり、試合後にDF川﨑裕大は「次につながる」と話した。守りの良いリズムや一体感を今節も継続したい。
DF林堂眞は「前節も危ない場面があり、無失点が続いているのはたまたまだと思う。ただ、みんなの守備意識は上がっている。うちには攻撃力のある選手が多くいる。その力を伸び伸びと発揮するためにも先に失点しないようにゲームを進める今の戦い方はあっている」と話す。攻める時は攻め、守るべき時には守るというメリハリやバランス感覚が共有されつつあるようだ。
前節終了間際の猛攻を見るに、攻撃面でもギアをもう1段階上げるポテンシャルはあるように思われる。残り8試合でさらにレベルアップした姿を示すことができれば逆転昇格が現実味を帯びてくる。
カターレはシュート数がリーグ1位だが、同2位は福島。データ通りならゴール前の攻防は激しくなる。ゴールをこじ開け、ゴールを死守する強さをみせなければならない。
現在13位の福島は終盤に向けて調子を上げている手ごわいチームだ。第15節まで3勝3分9敗で16位と苦しんでいたが、フォーメーションを[4-4-2]から[3-4-2-1]に変更した第16節以降5勝2分4敗と持ち直している。第22節で岐阜を2-1、第23節で長野を1-0で下した。前節の相模原は0-0で引き分けたが、決定的なチャンスを何度もつくり相手の2倍以上となる15本のシュートを放っている。
若手が主力を担っており、前節の先発の平均年齢が23.64歳。昨季まで福島でプレーしたFW武颯は「ボールを追い越すといった前に出ていく走力は昨年より上ではないか」とみている。
田坂和昭前監督、昨季から指揮を執る松田岳夫監督と継続的にポゼッション型のチームをつくり、今季も1試合平均のボール支配率はリーグ4位の52.9%(カターレ:49.9%・9位/Football LABより)。高さとスピードのあるナイジェリア出身のFWイスマイラがスタメンに定着し、縦に素早く送って手数をかけずにチャンスをつくるのも得意。10得点を挙げているイスマイラ、ツーシャドウの田村亮介と池田昌生の3人が攻撃の中心だ。
総得点33のうち15を後半30分以降に挙げている。リーグ1位の数字だ。カウンターアタックの鋭さや走力の表れだろう。カターレも7月25日の第6節では後半44分にイスマイラに同点ゴールを許して2-2で引き分けており、最後まで油断できない。
カターレは前節・岐阜戦をスコアレスドローで終えたものの2位との勝点差が1つ縮まって残り8試合で「8」になった。無失点も4試合連続となり、試合後にDF川﨑裕大は「次につながる」と話した。守りの良いリズムや一体感を今節も継続したい。
DF林堂眞は「前節も危ない場面があり、無失点が続いているのはたまたまだと思う。ただ、みんなの守備意識は上がっている。うちには攻撃力のある選手が多くいる。その力を伸び伸びと発揮するためにも先に失点しないようにゲームを進める今の戦い方はあっている」と話す。攻める時は攻め、守るべき時には守るというメリハリやバランス感覚が共有されつつあるようだ。
前節終了間際の猛攻を見るに、攻撃面でもギアをもう1段階上げるポテンシャルはあるように思われる。残り8試合でさらにレベルアップした姿を示すことができれば逆転昇格が現実味を帯びてくる。
カターレはシュート数がリーグ1位だが、同2位は福島。データ通りならゴール前の攻防は激しくなる。ゴールをこじ開け、ゴールを死守する強さをみせなければならない。
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