第25節 富山×鹿児島 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 2020/11/03
- 19:01
【第25節 富山2―0鹿児島 ▽得点者:前半35分・末木、後半28分・宮城(以上富)】
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
内容より結果を求めていた。2-0で勝ったことに満足している。今季は確実に勝つことができず、なかなか連勝ができなかった。やっと3連勝ができ、昇格の可能性をぎりぎり残して進められている。もちろん、きょう以上の内容で勝てたらよいが、残り9試合はきょうのように内容よりも結果を求めていかなればいけない状況だと思っている。
鹿児島が中央でワンタッチや3人目の動きを使ったコンビネーションを用いてくるのが分かっていたので、中央での相手の攻めを寸断することが狙いだった。攻撃に関しては、鹿児島の[4-4-2]と、うちの[3-4-3]でミスマッチができるので、うまくピッチの幅を使いながら攻められたらよいと考えていた。
前半の1点は多くの選手が絡みながら最後はボランチの(末木)裕也が良いシュートを決めてくれた。完全に崩したわけではないが、ある意味で狙い通りの得点だった。その後はたくさんピンチがあったが、DFやGKだけでなく全員でよく耐えてしのいだ。選手交代も当たって花井と宮城で追加点が取れた。本来の我々がやりたいサッカーではないが、今はとにかく勝ち続けるのが大事。きょうは良かったと思う。
Q:押されていた後半15分に攻撃力のある花井選手と宮城選手を投入した理由は。結果的に2人の力で追加点を奪うことができた。
守備のところで、これでは耐え切れないように感じた。2点目を取るという姿勢を見せなければ、さらに耐え切れない。2点目を取れたら守備のところでもスイッチが入る。いけるぞとモチベーションも上がる。守備的な選手を入れていくと、どんどん疲弊してしまうように思った。2点目を狙いながらなんとか守備を維持したいと考えた。
花井は守備のポジションニングをはじめ、やらなければいけないことは分かっている。宮城は守備面ではまだ課題があるが、この2人で決定的な仕事はできるだろうと考えていたので狙い通りだった。
Q:今季初の3連勝。一時期の不振からこれで抜け出したのではないか。
なんとも言えないですね。ゲーム内容をみれば負けた試合のほうが、やりたいことができていた。前々節のYS横浜戦については(意図して)守備的に入った。しかし、前節の長野戦ときょうの鹿児島戦について言えば、本来はこのような相手に対しても自分たちがボールを保持して圧倒するようなチームをつくりたい。しかし完全に逆になっている。だから勝てているのかもしれない。現状だと今のやり方が最も勝点3が取れるのかなと思う。
段々とボールを持つ時間と、意図的に崩す回数を増やしながら、今のような高い守備意識や粘り強さを保ちつつ本来のかたちに持っていけたらよい。
(中2日の連戦で)選手層の厚さはプラスだったと思う。きょうのようにスタメンを大きく変えて勝点3が取れるのは大きい。しかし、コンディショニングは少し難しくて、本来の彼らの力は出せていなかったと感じる。それは選手本人たちではなく我々スタッフ側の問題だと思う。きょうのメンバーで、もっと良いパフォーマンスを出せるはずなので少し悔しい。
Q:疲れていないフレッシュな選手をそろえたらよいというものでもないということか。
ゲーム勘やゲーム体力を養うという面で、毎週のリズムがある。試合があったりなかったり、あるいは1週飛んだりすると、身体は元気でもベストパフォーマンスが必ず出せるかといえばそうではなくて、中2日はきつくても、中3日だと出続けてペースが良くなる、リズムが合ってくる選手はいると思う。今週は改めて我々も、選手もコンディショニングやチームづくりの難しさを感じている。
(ズームによる記者会見に)鹿児島関係のメディアの方が数多く参加されていて、うらやましく思う。(昇格を目指して)お互いに頑張りましょう。
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
内容より結果を求めていた。2-0で勝ったことに満足している。今季は確実に勝つことができず、なかなか連勝ができなかった。やっと3連勝ができ、昇格の可能性をぎりぎり残して進められている。もちろん、きょう以上の内容で勝てたらよいが、残り9試合はきょうのように内容よりも結果を求めていかなればいけない状況だと思っている。
鹿児島が中央でワンタッチや3人目の動きを使ったコンビネーションを用いてくるのが分かっていたので、中央での相手の攻めを寸断することが狙いだった。攻撃に関しては、鹿児島の[4-4-2]と、うちの[3-4-3]でミスマッチができるので、うまくピッチの幅を使いながら攻められたらよいと考えていた。
前半の1点は多くの選手が絡みながら最後はボランチの(末木)裕也が良いシュートを決めてくれた。完全に崩したわけではないが、ある意味で狙い通りの得点だった。その後はたくさんピンチがあったが、DFやGKだけでなく全員でよく耐えてしのいだ。選手交代も当たって花井と宮城で追加点が取れた。本来の我々がやりたいサッカーではないが、今はとにかく勝ち続けるのが大事。きょうは良かったと思う。
Q:押されていた後半15分に攻撃力のある花井選手と宮城選手を投入した理由は。結果的に2人の力で追加点を奪うことができた。
守備のところで、これでは耐え切れないように感じた。2点目を取るという姿勢を見せなければ、さらに耐え切れない。2点目を取れたら守備のところでもスイッチが入る。いけるぞとモチベーションも上がる。守備的な選手を入れていくと、どんどん疲弊してしまうように思った。2点目を狙いながらなんとか守備を維持したいと考えた。
花井は守備のポジションニングをはじめ、やらなければいけないことは分かっている。宮城は守備面ではまだ課題があるが、この2人で決定的な仕事はできるだろうと考えていたので狙い通りだった。
Q:今季初の3連勝。一時期の不振からこれで抜け出したのではないか。
なんとも言えないですね。ゲーム内容をみれば負けた試合のほうが、やりたいことができていた。前々節のYS横浜戦については(意図して)守備的に入った。しかし、前節の長野戦ときょうの鹿児島戦について言えば、本来はこのような相手に対しても自分たちがボールを保持して圧倒するようなチームをつくりたい。しかし完全に逆になっている。だから勝てているのかもしれない。現状だと今のやり方が最も勝点3が取れるのかなと思う。
段々とボールを持つ時間と、意図的に崩す回数を増やしながら、今のような高い守備意識や粘り強さを保ちつつ本来のかたちに持っていけたらよい。
(中2日の連戦で)選手層の厚さはプラスだったと思う。きょうのようにスタメンを大きく変えて勝点3が取れるのは大きい。しかし、コンディショニングは少し難しくて、本来の彼らの力は出せていなかったと感じる。それは選手本人たちではなく我々スタッフ側の問題だと思う。きょうのメンバーで、もっと良いパフォーマンスを出せるはずなので少し悔しい。
Q:疲れていないフレッシュな選手をそろえたらよいというものでもないということか。
ゲーム勘やゲーム体力を養うという面で、毎週のリズムがある。試合があったりなかったり、あるいは1週飛んだりすると、身体は元気でもベストパフォーマンスが必ず出せるかといえばそうではなくて、中2日はきつくても、中3日だと出続けてペースが良くなる、リズムが合ってくる選手はいると思う。今週は改めて我々も、選手もコンディショニングやチームづくりの難しさを感じている。
(ズームによる記者会見に)鹿児島関係のメディアの方が数多く参加されていて、うらやましく思う。(昇格を目指して)お互いに頑張りましょう。
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