第24節 長野×富山 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 2020/10/31
- 19:46
【第24節 長野0―1富山 ▽得点者:後半23分・椎名(富)】
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
前半から非常にタフな戦いだった。我々は多少守備から入らなくてはならないだろうと予想はしていたが、思っていた以上に守備の時間が長くて選手はきつかったと思う。ハーフタイムに「もう少し攻撃的にやりたい」と伝えたがなかなかうまくいかず、ただ耐える時間が長かった。
長野の鋭い出足と攻守の切り替えに圧倒される時間が長かったが、少ないチャンスをモノにしてなんとか逃げ切ったというゲームだった。内容を振り返りたいがきょうはなにもなかった。とにかく選手90分ファイトしてくれたことに尽きる。
Q:緊張感のあるゲームだった無失点で守り切った。これまでは守り切りたくてもできなかった。本来のサッカーができなかったことを差し引いても評価できるのではないか。
守備で耐えて勝つというゲームがやってみたらできたということだろう。これまではそれを避けていたわけではないが、自分たちがボールを持ってどうするかという話をメーンにしてきた。しかし、現状の長野とのうちの力の差を考えると、勝つとすればこのやり方で勝つのがベストだったかなとは思う。
しかし、これほどボールを支配されるとは思っていなかった。そこはショックではある。もう少し自分たちでボールを持ち、([3-4-2-1]のフォーメーションで)ワイドを置いているぶんピッチの幅を使って攻める時間がつくれたらよいと考えていたが、そのような時間はほぼなかった。ただ、セットプレーから点を取って逃げ切ることができ、選手が非常にたくましく見えた。
Q:無失点で終えられた要因はどこにあったと思うか。
攻められ過ぎて、(攻めるほうの)相手は崩すスペースがなかったのではないか。昨年の我々がそのような試合が多かったように、あれだけ引いて守りを固められるとチャンスはなかなかできないもの。セットプレーを注意すればゼロで抑えられるかなという匂いは前半からしていた。
しかし、そうなると、我々はボールを奪う位置が低すぎる。長野が切り替えて前からプレッシャーをかけてくるので、つないでチャンスをつくるのは難しい。良くて0-0かなというゲーム展開だった。
なぜゼロで守れたのかという質問に対する答えとすれば、守備の時間が圧倒的に長くてうちが前に出られなかったから。長野の攻めるスペースを、良く言えば与えなかった。しかしそれは意図的ではなく、そうなってしまった。我々にもう少し攻めさせてくれると、引き出され、トランジッションのところでもスペースができて崩されたかもしれない。システムがミスマッチだったので、あいだにポジショニングしてくる選手に対して警戒していたがボールが入らなかった。良く言えば入れさせなかったが、スペースがないぐらいに圧倒的に押された。そちらのほうが事実かなとは思う。
Q:前節に引き続いて先発出場したセンターバックの馬渡と戸根が勝利に貢献した。
彼らは若いしまだまだ伸びる選手だと思う。これぐらいの力を出すまでに、コロナの影響はあったにせよ時間がかかってしまったなという印象を持っている。昨年までいた選手が移籍したぶんは彼らを育てるつもりで期待していた。馬渡も戸根もようやく意識も高くなり、ゲームの中で良いパフォーマンスを発揮できるようになっている。ただ、彼らならもっとできると思っている。
Q:次節は中2日で鹿児島と対戦する。どんな意気込みで臨むか。
戦い方はこのあとしっかり考えたい。まずは選手のコンディション。中2日でどこまで回復できるか。きょう出ていない者にも我々には良い選手がいる。誰を次の先発にチョイスするのかが悩みどころだ。せっかく2連勝したので、このままの勢いで次も倒したい。この勢いを持続し、選手は中2日で大変だが、3連勝できるように頑張りたい。
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
前半から非常にタフな戦いだった。我々は多少守備から入らなくてはならないだろうと予想はしていたが、思っていた以上に守備の時間が長くて選手はきつかったと思う。ハーフタイムに「もう少し攻撃的にやりたい」と伝えたがなかなかうまくいかず、ただ耐える時間が長かった。
長野の鋭い出足と攻守の切り替えに圧倒される時間が長かったが、少ないチャンスをモノにしてなんとか逃げ切ったというゲームだった。内容を振り返りたいがきょうはなにもなかった。とにかく選手90分ファイトしてくれたことに尽きる。
Q:緊張感のあるゲームだった無失点で守り切った。これまでは守り切りたくてもできなかった。本来のサッカーができなかったことを差し引いても評価できるのではないか。
守備で耐えて勝つというゲームがやってみたらできたということだろう。これまではそれを避けていたわけではないが、自分たちがボールを持ってどうするかという話をメーンにしてきた。しかし、現状の長野とのうちの力の差を考えると、勝つとすればこのやり方で勝つのがベストだったかなとは思う。
しかし、これほどボールを支配されるとは思っていなかった。そこはショックではある。もう少し自分たちでボールを持ち、([3-4-2-1]のフォーメーションで)ワイドを置いているぶんピッチの幅を使って攻める時間がつくれたらよいと考えていたが、そのような時間はほぼなかった。ただ、セットプレーから点を取って逃げ切ることができ、選手が非常にたくましく見えた。
Q:無失点で終えられた要因はどこにあったと思うか。
攻められ過ぎて、(攻めるほうの)相手は崩すスペースがなかったのではないか。昨年の我々がそのような試合が多かったように、あれだけ引いて守りを固められるとチャンスはなかなかできないもの。セットプレーを注意すればゼロで抑えられるかなという匂いは前半からしていた。
しかし、そうなると、我々はボールを奪う位置が低すぎる。長野が切り替えて前からプレッシャーをかけてくるので、つないでチャンスをつくるのは難しい。良くて0-0かなというゲーム展開だった。
なぜゼロで守れたのかという質問に対する答えとすれば、守備の時間が圧倒的に長くてうちが前に出られなかったから。長野の攻めるスペースを、良く言えば与えなかった。しかしそれは意図的ではなく、そうなってしまった。我々にもう少し攻めさせてくれると、引き出され、トランジッションのところでもスペースができて崩されたかもしれない。システムがミスマッチだったので、あいだにポジショニングしてくる選手に対して警戒していたがボールが入らなかった。良く言えば入れさせなかったが、スペースがないぐらいに圧倒的に押された。そちらのほうが事実かなとは思う。
Q:前節に引き続いて先発出場したセンターバックの馬渡と戸根が勝利に貢献した。
彼らは若いしまだまだ伸びる選手だと思う。これぐらいの力を出すまでに、コロナの影響はあったにせよ時間がかかってしまったなという印象を持っている。昨年までいた選手が移籍したぶんは彼らを育てるつもりで期待していた。馬渡も戸根もようやく意識も高くなり、ゲームの中で良いパフォーマンスを発揮できるようになっている。ただ、彼らならもっとできると思っている。
Q:次節は中2日で鹿児島と対戦する。どんな意気込みで臨むか。
戦い方はこのあとしっかり考えたい。まずは選手のコンディション。中2日でどこまで回復できるか。きょう出ていない者にも我々には良い選手がいる。誰を次の先発にチョイスするのかが悩みどころだ。せっかく2連勝したので、このままの勢いで次も倒したい。この勢いを持続し、選手は中2日で大変だが、3連勝できるように頑張りたい。
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