【第12節vs八戸プレビュー】反攻へ。あの日の空白を埋めよ
- 2020/10/21
- 04:23
開始直前の雷雨により8月29日に中止になった第12節が今回行われる。4連敗後に1勝を挟み2連敗しているカターレと、6連敗中の八戸。J3で今最も苦しんでいる2チームの対戦だ。
当初試合が予定された第12節の直前(第11節終了時)にカターレは4位、八戸は12位につけていたが現在は10位と16位に後退。この約1カ月半はカターレが3勝7敗、八戸が2勝8敗だった。夏休み最後で花火も打ち上げられるはずだったあの日。もしも試合が予定通りに行われていたなら両者のその後の展開も少しは異なるものになっていたのではないか。そう思いたくもなる戦績の落差が前後にある。J3で唯一未消化のこの試合が終われば全18チームの立ち位置がはっきりする。現実を受け止めて1つずつ勝点を積み上げていくしかない。巻き返しへの転機とするべく、勝点3を求めてぶつかる。
直近の第22節から中2日での開催。カターレは次の第23節・YS横浜戦も中2日で行うかつてないハードスケジュールであり、ある程度の先発メンバー入れ替えが予想される。今季これまでも多くの選手を起用しながら戦ってきた成果をこのホーム3連戦で発揮したいところだ。
対する八戸は同じく3日前に前節・長野戦をアウェイで戦っており、地元に戻らず富山に転戦してくるとみられる。
その長野戦は前半34分にMF黒石貴哉のJリーグ初得点で先制したが、後半14分に昨季まで同僚だった長野のMF三田尚希に同点ゴールを決められ、同21分と同44分にも失点して1-3で逆転負けしている。
今季は中口雅史監督が新たに就任し、[4-3-3]のフォーメーションでパスをつなぐ攻撃的なサッカーを目指してきた。しかし、第17節から3試合、先にリードを広げられてしまい2得点を挙げながらも敗れる大味なゲームが続いた。このため第20節からは守備の強化を狙って昨季の基本布陣だった[3-4-2-1]を採用し、敗れたものの第20節・沼津戦と第21節・今治戦は0-1だった。沼津戦後の今月10日に中口監督が今季限りで退くことが発表されている。
カターレのサポーターが気になるのは八戸との相性だ。昨季は昇格1年目だった彼らに2連敗。昇格を争っていた終盤に痛い黒星を付けられている。当時の主力の多くが今季も在籍しており、前から積極的にプレッシャーをかけてくる豊富な運動量と勤勉さ、FW上形洋介らスリートップの得点力といった特長も引き継がれているだけに接戦を覚悟しなければならないだろう。
カターレも4試合前の第19節・鳥取戦から[3-4-2-1]を採っており、今季は同じフォーメーションでぶつかり合う可能性が高い。球際の競り合いで互角に踏ん張ればゲームの主導権は握れるはず。前節・岩手戦の終盤のような鋭く多彩な攻撃を繰り出して今度はゴールをこじ開けたい。
当初試合が予定された第12節の直前(第11節終了時)にカターレは4位、八戸は12位につけていたが現在は10位と16位に後退。この約1カ月半はカターレが3勝7敗、八戸が2勝8敗だった。夏休み最後で花火も打ち上げられるはずだったあの日。もしも試合が予定通りに行われていたなら両者のその後の展開も少しは異なるものになっていたのではないか。そう思いたくもなる戦績の落差が前後にある。J3で唯一未消化のこの試合が終われば全18チームの立ち位置がはっきりする。現実を受け止めて1つずつ勝点を積み上げていくしかない。巻き返しへの転機とするべく、勝点3を求めてぶつかる。
直近の第22節から中2日での開催。カターレは次の第23節・YS横浜戦も中2日で行うかつてないハードスケジュールであり、ある程度の先発メンバー入れ替えが予想される。今季これまでも多くの選手を起用しながら戦ってきた成果をこのホーム3連戦で発揮したいところだ。
対する八戸は同じく3日前に前節・長野戦をアウェイで戦っており、地元に戻らず富山に転戦してくるとみられる。
その長野戦は前半34分にMF黒石貴哉のJリーグ初得点で先制したが、後半14分に昨季まで同僚だった長野のMF三田尚希に同点ゴールを決められ、同21分と同44分にも失点して1-3で逆転負けしている。
今季は中口雅史監督が新たに就任し、[4-3-3]のフォーメーションでパスをつなぐ攻撃的なサッカーを目指してきた。しかし、第17節から3試合、先にリードを広げられてしまい2得点を挙げながらも敗れる大味なゲームが続いた。このため第20節からは守備の強化を狙って昨季の基本布陣だった[3-4-2-1]を採用し、敗れたものの第20節・沼津戦と第21節・今治戦は0-1だった。沼津戦後の今月10日に中口監督が今季限りで退くことが発表されている。
カターレのサポーターが気になるのは八戸との相性だ。昨季は昇格1年目だった彼らに2連敗。昇格を争っていた終盤に痛い黒星を付けられている。当時の主力の多くが今季も在籍しており、前から積極的にプレッシャーをかけてくる豊富な運動量と勤勉さ、FW上形洋介らスリートップの得点力といった特長も引き継がれているだけに接戦を覚悟しなければならないだろう。
カターレも4試合前の第19節・鳥取戦から[3-4-2-1]を採っており、今季は同じフォーメーションでぶつかり合う可能性が高い。球際の競り合いで互角に踏ん張ればゲームの主導権は握れるはず。前節・岩手戦の終盤のような鋭く多彩な攻撃を繰り出して今度はゴールをこじ開けたい。
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