第20節 藤枝×富山 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 2020/10/07
- 21:15
【第20節 藤枝1―2富山 ▽得点者:前半36分・OG(富)、後半8分・椎名(富)、同15分・姫野(藤)】
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
結果的に2-1で勝てて非常に良かった。
3試合連続して逆転負けするのは指導者人生の中でもなかなか経験のないことだったし、さらに前節も負けて4連敗もそう。きょうは前節に続き、2試合連続してPKを失敗したがそれもなかなかないことだと思う。そんな中でも今節は最後まで粘って勝ち切れた。きょうの1勝をきっかけにして後半戦で巻き返しを図っていきたい。
前半から割としっかりボールを持てていたので、あとはどう点を取るかであったが、セットプレーで1点を取れた。後半は次の1点がどちらに入るかがポイントだった。先に取れたのがよかった。これまで、積極的にアタッキングサードで前を向いて勝負するようにずっと言い続けてきたが、(その通りに)椎名が良いターンから良いシュートを決めてくれた。あの1点が非常に大きかった。
今後もきょう以上のゲームができるように頑張っていきたい。
Q:きょうの1勝はどんな意味をもつのだろう。
4連敗していたので選手も楽になったかな。僕自身はだいぶ前から「開き直ってやるしかない」と思っていたのだけれど、選手には硬さがあった。「なにがなんでも勝ちたい」という気持ちだったと思う。もう少しリラックスしてやってくれたらなと思っていた。きょうは割と落ち着いてやれていた。今回の1勝をきっかけに、次から変な力みが抜け、本来の自分たちが持っている力をしっかり発揮できるようになってくれたらよい。
Q:今回の試合に向けてチームにどんな働きかけをしたのか。
前節・鳥取戦の前半の出来が非常に良かったので、同じような戦いが90分できればよいと伝えていた。相手のワイドに対するケアなど多少やらなければいけないことはでてくるが、やっていること、目指している方向を再確認し、しっかりボールを持ってできるだけ相手コートでゲームをしようとした。
Q:球際での粘りやパス回しのテンポなど、前節までとはチームが大きく変わって良くなった印象をもった。
球際、セカンドボールのところは良くなったと自分も感じている。ミーティングでも改善しようと話したし、選手の中からそこが弱いという話はでていて、払拭するために本来やるべきことを徹底しようと伝えた。
球際が重要であるとの意識はこれまでもあったと思うから、実際にどうやったらそこでボールを取れるのかを整理して伝えた。1つ目は単純にフィジカルや気持ちで負けないといった根性論。頑張る、気合いで負けない、とかメンタル的なこと。2つ目はコンパクトになり、局面で自分たちのほうが多くなるようにすること。3つめは予測。ネガティブになるとどうしても、怖がって下がってしまう。メンタルの部分が絡んでいるけれど、落ち着いて、状況をよく見て良い予測をしようと話した。怖がって下がるとスペースもできてセカンドボールも拾えない。この3つを心掛けたら絶対に改善できると伝えた。その通りによくやってくれた。
Q:今季は藤枝に2連勝。藤枝が相手だと力が発揮しやすいのだろうか。
どの試合もきちんと相手を分析して戦っているので、チームをしっかりつくってくる相手のほうがやりやすい。
藤枝、今治など、哲学的なものが表現されているというか、自分たちのスタイルがあってそれを貫こうとしてくる相手に対しては練習したことが出しやすい。きょうも藤枝のプレッシャーのかけ方は整理されていてオートマチックにできている。他のチームはそれが嫌でも、我々はそうくるだろうと対策して、逃げずに勝負しようとしているつもり。それが良いほうにでたのかもしれない。逆に、調子などによって浮き沈みのあるチームに対しては、こちらが巻き込まれちゃうことがある。相性が良いとするなら、やることが徹底され、安定した力がある対戦相手だからこそと言えるかもしれない。
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
結果的に2-1で勝てて非常に良かった。
3試合連続して逆転負けするのは指導者人生の中でもなかなか経験のないことだったし、さらに前節も負けて4連敗もそう。きょうは前節に続き、2試合連続してPKを失敗したがそれもなかなかないことだと思う。そんな中でも今節は最後まで粘って勝ち切れた。きょうの1勝をきっかけにして後半戦で巻き返しを図っていきたい。
前半から割としっかりボールを持てていたので、あとはどう点を取るかであったが、セットプレーで1点を取れた。後半は次の1点がどちらに入るかがポイントだった。先に取れたのがよかった。これまで、積極的にアタッキングサードで前を向いて勝負するようにずっと言い続けてきたが、(その通りに)椎名が良いターンから良いシュートを決めてくれた。あの1点が非常に大きかった。
今後もきょう以上のゲームができるように頑張っていきたい。
Q:きょうの1勝はどんな意味をもつのだろう。
4連敗していたので選手も楽になったかな。僕自身はだいぶ前から「開き直ってやるしかない」と思っていたのだけれど、選手には硬さがあった。「なにがなんでも勝ちたい」という気持ちだったと思う。もう少しリラックスしてやってくれたらなと思っていた。きょうは割と落ち着いてやれていた。今回の1勝をきっかけに、次から変な力みが抜け、本来の自分たちが持っている力をしっかり発揮できるようになってくれたらよい。
Q:今回の試合に向けてチームにどんな働きかけをしたのか。
前節・鳥取戦の前半の出来が非常に良かったので、同じような戦いが90分できればよいと伝えていた。相手のワイドに対するケアなど多少やらなければいけないことはでてくるが、やっていること、目指している方向を再確認し、しっかりボールを持ってできるだけ相手コートでゲームをしようとした。
Q:球際での粘りやパス回しのテンポなど、前節までとはチームが大きく変わって良くなった印象をもった。
球際、セカンドボールのところは良くなったと自分も感じている。ミーティングでも改善しようと話したし、選手の中からそこが弱いという話はでていて、払拭するために本来やるべきことを徹底しようと伝えた。
球際が重要であるとの意識はこれまでもあったと思うから、実際にどうやったらそこでボールを取れるのかを整理して伝えた。1つ目は単純にフィジカルや気持ちで負けないといった根性論。頑張る、気合いで負けない、とかメンタル的なこと。2つ目はコンパクトになり、局面で自分たちのほうが多くなるようにすること。3つめは予測。ネガティブになるとどうしても、怖がって下がってしまう。メンタルの部分が絡んでいるけれど、落ち着いて、状況をよく見て良い予測をしようと話した。怖がって下がるとスペースもできてセカンドボールも拾えない。この3つを心掛けたら絶対に改善できると伝えた。その通りによくやってくれた。
Q:今季は藤枝に2連勝。藤枝が相手だと力が発揮しやすいのだろうか。
どの試合もきちんと相手を分析して戦っているので、チームをしっかりつくってくる相手のほうがやりやすい。
藤枝、今治など、哲学的なものが表現されているというか、自分たちのスタイルがあってそれを貫こうとしてくる相手に対しては練習したことが出しやすい。きょうも藤枝のプレッシャーのかけ方は整理されていてオートマチックにできている。他のチームはそれが嫌でも、我々はそうくるだろうと対策して、逃げずに勝負しようとしているつもり。それが良いほうにでたのかもしれない。逆に、調子などによって浮き沈みのあるチームに対しては、こちらが巻き込まれちゃうことがある。相性が良いとするなら、やることが徹底され、安定した力がある対戦相手だからこそと言えるかもしれない。
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