【第19節vs藤枝プレビュー】心機一転 7月初戦をものにせよ
- 2015/07/04
- 07:56
静岡のエコパスタジアムに乗り込んで11位の藤枝MYFCと対戦する。両チームとも苦しい戦いが続いており、前節はカターレが5失点を喫し、藤枝も相模原に0-5で大敗している。6戦未勝利(3分3敗)のカターレは必勝を期しているが、相手にも意地があり楽なゲーム展開は望めないだろう。前回対戦した第7節は勝ったが1-0だった。前節・山口戦での悔しい負けを引きずらず、目前の一戦に集中したい。
カターレが最後に白星を挙げたのが5月10日の第11節・J-22戦。2カ月近く勝利から遠ざかっている。大一番と位置付けていた前節・山口戦も2点リードを逆転されて2-5。しかし、ここで踏みとどまらなければ年始からの努力が無になりかねない。ショッキングな負けからいかに立ち直るかが今節のテーマだ。
岸野靖之監督は今週、「カターレ富山が強くなるためのぶれない芯をつくる作業はスタートしている。まだ目には見えないが、成長のスピードを上げてその流れを感じられるようにしよう」と選手に呼び掛けたそうだ。「(山口戦は)ミスが原因の失点を除いて考えれば違う展開もあり得た。あのような失点はもう起こらない。江角のようなベテランでさえミスをするのが本番というもの。若い選手たちへの教訓と捉えている」と話した。
DF日高拓磨は「(前節の負けは)大事な試合と分かって戦った結果なので認めなければいけない。(忘れるのではなく)次の試合で勝つことを考えている」と話す。選手それぞれが前節の負けを消化して前を向いているようだ。前節がJ初先発だったMF山本祥輝は失点に絡むミスを反省したうえで、「先制点をアシストして結果を残せたのは攻撃の選手としてよかった。相手に走り勝ちボールが出てくればチャンスになる場面も多くつくれた。今回も続けていきたい」と話し、初ゴールにも意欲をみせていた。
いくつかのポジションでスタメンの変更がありそうだ。新顔候補のひとりは「みんなもっとできるはずなのに試合になるとワンプレーで『あれっ』となって流れを失っている。良さを出すためにはアグレッシブにやる必要があると思う」。チームを蘇生させるカンフル剤になってくれるだろう。10日にウインドーがあき、松本から移籍のMF椎名伸志は次節の秋田戦から出場が可能になる。期待は大きいが彼の登場を待つだけではさみしい。サポーターが見たいのは昨季ともに屈辱にまみれた選手たちの奮起であり、いきいきと躍動する姿であり、喜ぶ笑顔だ。
藤枝は第16節でYS横浜を2-1で下して今季3勝目を挙げた。その後は琉球に0-1、相模原に0-5と連敗中。総得点がリーグワーストの7で、昨季リーグ2位の17点を挙げたFW大石治寿もまだ1点にとどまる。彼がここ3試合欠場しているのも懸念材料。
前回の対戦ではカターレが5試合ぶりの勝利をつかんだ。この時も前の節は山口戦。当時はボールを奪って縦に素早く送りFW苔口卓也らのスピードを生かす攻撃が効果的だった。現在はその時よりも中盤でつなぐ比率を高めており、使い分けながら主導権の掌握を目指す。前回は好機をつくりながらも追加点が奪えず、藤枝がMF枝本雄一郎を中心にボールをつないで流れをつかんだ時間帯もあった。カターレは前節の序盤にみせたように先制しても貪欲に加点を狙いたい。
カターレが最後に白星を挙げたのが5月10日の第11節・J-22戦。2カ月近く勝利から遠ざかっている。大一番と位置付けていた前節・山口戦も2点リードを逆転されて2-5。しかし、ここで踏みとどまらなければ年始からの努力が無になりかねない。ショッキングな負けからいかに立ち直るかが今節のテーマだ。
岸野靖之監督は今週、「カターレ富山が強くなるためのぶれない芯をつくる作業はスタートしている。まだ目には見えないが、成長のスピードを上げてその流れを感じられるようにしよう」と選手に呼び掛けたそうだ。「(山口戦は)ミスが原因の失点を除いて考えれば違う展開もあり得た。あのような失点はもう起こらない。江角のようなベテランでさえミスをするのが本番というもの。若い選手たちへの教訓と捉えている」と話した。
DF日高拓磨は「(前節の負けは)大事な試合と分かって戦った結果なので認めなければいけない。(忘れるのではなく)次の試合で勝つことを考えている」と話す。選手それぞれが前節の負けを消化して前を向いているようだ。前節がJ初先発だったMF山本祥輝は失点に絡むミスを反省したうえで、「先制点をアシストして結果を残せたのは攻撃の選手としてよかった。相手に走り勝ちボールが出てくればチャンスになる場面も多くつくれた。今回も続けていきたい」と話し、初ゴールにも意欲をみせていた。
いくつかのポジションでスタメンの変更がありそうだ。新顔候補のひとりは「みんなもっとできるはずなのに試合になるとワンプレーで『あれっ』となって流れを失っている。良さを出すためにはアグレッシブにやる必要があると思う」。チームを蘇生させるカンフル剤になってくれるだろう。10日にウインドーがあき、松本から移籍のMF椎名伸志は次節の秋田戦から出場が可能になる。期待は大きいが彼の登場を待つだけではさみしい。サポーターが見たいのは昨季ともに屈辱にまみれた選手たちの奮起であり、いきいきと躍動する姿であり、喜ぶ笑顔だ。
藤枝は第16節でYS横浜を2-1で下して今季3勝目を挙げた。その後は琉球に0-1、相模原に0-5と連敗中。総得点がリーグワーストの7で、昨季リーグ2位の17点を挙げたFW大石治寿もまだ1点にとどまる。彼がここ3試合欠場しているのも懸念材料。
前回の対戦ではカターレが5試合ぶりの勝利をつかんだ。この時も前の節は山口戦。当時はボールを奪って縦に素早く送りFW苔口卓也らのスピードを生かす攻撃が効果的だった。現在はその時よりも中盤でつなぐ比率を高めており、使い分けながら主導権の掌握を目指す。前回は好機をつくりながらも追加点が奪えず、藤枝がMF枝本雄一郎を中心にボールをつないで流れをつかんだ時間帯もあった。カターレは前節の序盤にみせたように先制しても貪欲に加点を狙いたい。
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- テーマ:Jリーグ
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:第19節○4-1藤枝