【第20節vs藤枝プレビュー】自縛解き溌剌プレー期待
- 2020/10/06
- 15:20
約2年半ぶりの4連敗を喫してから中3日で今節の藤枝戦を迎える。チームを復調に導く1勝がほしい。目前のゲームに集中して前節以上のパフォーマンスを発揮したい。
カターレは前節、3バックの鳥取に対抗するかたちで[3-4-2-1]のフォーメーションを今季初めて採用。攻守ともに前掛かりにプレーして、前半は相手を押し込んだ。藤枝はワンアンカーの[3-5-2]だが、カターレが前節と同じ3バックで臨むなら習熟によるプラスの効果が見込める。
前節は優勢だった前半の失点が痛かった。今度は自分たちの時間に得点を決めることで勝機を広げたい。守備面では裏を狙うロングボールやカウンターアタックへの対応が引き続きカギになる。
4連敗によって首位・秋田との勝点差は残り16試合でダブルスコアに近い22となり、2位・熊本との差も14まで開いた。熊本の2連敗によって幸いにも14にとどまっているが、先を見るよりも今は自分たちの体勢を立て直すことが最優先だ。「前節の前半は最近では出来が良かったほうだが、それでもイージーミスは普段より多い。『勝ちたい』と真剣だからこそ緊張してミスも出てしまう。昇格を目指すプレッシャーがそうさせているならば遅かれ早かれいつか乗り越えなければいけない。苦しさから逃げずに向き合うしかない」と安達亮監督は考えている。
今度こそ呪縛から抜け出したい。悔しさをぶつけるもよし。開き直るもよし。選手一人ひとりが力を出し合い、一丸となって戦えば結果はおのずとついてくる。それだけのポテンシャルがこのチームにはあるはずだ。
藤枝は前節、鹿児島に1-2で敗れた。後半24分、元カターレのDF秋本倫孝が、こちらも元カターレの鹿児島FW萱沼優聖をファウルで倒し、そのFKから萱沼に決勝点を奪われた。秋本は先述のプレーでイエローカードをもらい、今節は累積警告で出場できない。
今季は第10節から3連勝を飾り、その後は3勝1分3敗の五分で進めて2位・熊本に勝点8差の8位につけている。先月28日、来季のJ2クラブライセンスの交付が決まり、初昇格を目指して士気は高い。
ピッチの幅を広く使った攻撃が特長で、MF安藤由翔、MF久富良輔の左右のウイングバックからのクロスが得点源。FW森島康仁へのロングボールから展開される縦に素早い攻めも効果的だ。FW大石治寿がリーグ得点ランキングトップの11点を挙げている。
総得点34は熊本の36に次いでリーグ2位(カターレ29・同7位)。シュート数217本はリーグ1位となっている(カターレ183本・同5位タイ)。ただ、昨季3位の原動力だった堅守が今季は31失点とやや不安定。カターレと同じく、「得点が増えたが失点も多い」という序盤戦からの傾向を修正できていないようだ。
前回対戦した7月29日の第7節はカターレが後半の立ち上がりに約8分間で3得点を挙げて3-0で快勝している。今回も当時と同じ3連戦の真ん中の試合で、どちらも前節からのメンバー変更があるだろう。
実力は拮抗している。勝つためには生みの苦しみを覚悟しなければならない。
カターレは前節、3バックの鳥取に対抗するかたちで[3-4-2-1]のフォーメーションを今季初めて採用。攻守ともに前掛かりにプレーして、前半は相手を押し込んだ。藤枝はワンアンカーの[3-5-2]だが、カターレが前節と同じ3バックで臨むなら習熟によるプラスの効果が見込める。
前節は優勢だった前半の失点が痛かった。今度は自分たちの時間に得点を決めることで勝機を広げたい。守備面では裏を狙うロングボールやカウンターアタックへの対応が引き続きカギになる。
4連敗によって首位・秋田との勝点差は残り16試合でダブルスコアに近い22となり、2位・熊本との差も14まで開いた。熊本の2連敗によって幸いにも14にとどまっているが、先を見るよりも今は自分たちの体勢を立て直すことが最優先だ。「前節の前半は最近では出来が良かったほうだが、それでもイージーミスは普段より多い。『勝ちたい』と真剣だからこそ緊張してミスも出てしまう。昇格を目指すプレッシャーがそうさせているならば遅かれ早かれいつか乗り越えなければいけない。苦しさから逃げずに向き合うしかない」と安達亮監督は考えている。
今度こそ呪縛から抜け出したい。悔しさをぶつけるもよし。開き直るもよし。選手一人ひとりが力を出し合い、一丸となって戦えば結果はおのずとついてくる。それだけのポテンシャルがこのチームにはあるはずだ。
藤枝は前節、鹿児島に1-2で敗れた。後半24分、元カターレのDF秋本倫孝が、こちらも元カターレの鹿児島FW萱沼優聖をファウルで倒し、そのFKから萱沼に決勝点を奪われた。秋本は先述のプレーでイエローカードをもらい、今節は累積警告で出場できない。
今季は第10節から3連勝を飾り、その後は3勝1分3敗の五分で進めて2位・熊本に勝点8差の8位につけている。先月28日、来季のJ2クラブライセンスの交付が決まり、初昇格を目指して士気は高い。
ピッチの幅を広く使った攻撃が特長で、MF安藤由翔、MF久富良輔の左右のウイングバックからのクロスが得点源。FW森島康仁へのロングボールから展開される縦に素早い攻めも効果的だ。FW大石治寿がリーグ得点ランキングトップの11点を挙げている。
総得点34は熊本の36に次いでリーグ2位(カターレ29・同7位)。シュート数217本はリーグ1位となっている(カターレ183本・同5位タイ)。ただ、昨季3位の原動力だった堅守が今季は31失点とやや不安定。カターレと同じく、「得点が増えたが失点も多い」という序盤戦からの傾向を修正できていないようだ。
前回対戦した7月29日の第7節はカターレが後半の立ち上がりに約8分間で3得点を挙げて3-0で快勝している。今回も当時と同じ3連戦の真ん中の試合で、どちらも前節からのメンバー変更があるだろう。
実力は拮抗している。勝つためには生みの苦しみを覚悟しなければならない。
- 関連記事
-
- 第20節 藤枝×富山 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑応答を追加
- ■藤枝アウェイ戦は今年も雨
- 【第20節vs藤枝プレビュー】自縛解き溌剌プレー期待
- 第19節 富山×鳥取 マッチレポート■競り負けて4連敗
- 第19節 富山×鳥取 鳥取・髙木理己監督の会見コメント★質疑応答を追加