第19節 富山×鳥取 富山・安達亮監督の会見コメント★質疑応答を追加
- 2020/10/03
- 18:33
【第19節 富山0―3鳥取 ▽得点者:前半39分・三沢、後半38分・大久保、同39分・魚里(以上鳥)】
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
前半はある程度ボールを持って相手コートでプレーする時間が長かったが、カウンターで1失点したのは残念だった。後半は相手に先にペースをつかまれてしまい、このままでは点を取り返せない感じだったので、選手交代を使いながら巻き返しを図った。うまくPKを獲得できたがそこで決められなかった。その後の2失点目、3失点目は我々の集中力が切れてしまったかたちになり非常に残念なゲームになってしまった。
Q:後半の立ち上がりから相手に押し込まれたのはなぜだろう。
前半は大きく見てけっして悪くなかった。後半に向けて最終ラインの(中央の)林堂と(右の)川﨑を入れ替えた。林堂がイエローカードをもらっていたのと、川﨑が右で攻撃の起点になれていたので林堂のパサーとしての能力や攻撃のアイデアに期待したのが理由。
前半は鳥取が引いて対応していたが後半はやや前からきたのはあるかもしれない。ただ、最近は押し込まれた後に自分たちがペースを握り返すのに時間がかかっている。セカンドボールを拾えない、球際で競り勝てないといった個人のパワー不足はあるかもしれないが、ボールを奪ってからどうやって自分たちの攻撃につなげるかといった戦い方にも課題があると思う。奪ったボールをきちんと自分たちのボールにできたらよいのだが、ボールを奪ってもクリアばかりになっている。そこでセカンドボールやルーズボールを拾えたらリズムを変えられるのだが…。縦に急いでイージーミスも多く、ペースがつかめなかった。
Q:相手の[3-4-3]に対し、同じフォーメーションを採用してぶつけた効果はあったか。
前半は良かった。狙い通りにゲームに入れたと思う。ただ、1失点が残念。そこに至るまでに相手の攻撃をつぶせる場面があった。[3-4-3]にしたからこそ前からガチッといけたのだが、そこで入れ替わられてしまった。狙っていることができず、それが失点につながってしまった。
Q:いつか得点できるという手応えがあったか。
前半はそういう空気はあったが、後半は相手に先にチャンスをつくられて前半のように圧倒できなくなった。相手に先に2点目を取られるといけないなと思って見ていた。ただ、リズムさえ取り戻せたら我々が得点チャンスをつくれるとは考えていた。
Q:ルーキーの田中勘太選手を先発に抜てきした。
GKの3人はそれぞれ特長があり、田中勘太はシュートストップが良いと評価していた。その通りにファインセーブが2度、3度とあった。その点は高く評価している。初出場の割に落ち着いてプレーしていた。ただ、3失点は残念。あれだけファインセーブがあったので、失点が少なければ自信にもなっただろう。
Q:今回から後半戦の17試合が始まった。どう立て直していくのか。
自分たちのやりたいサッカーができていない。本来持っている力を引き出してあげるのがわたしの役目だと思っている。連敗してメンタル的にも相当きついと思うが、過去を振り返ってもしょうがない。反省はするが次の試合も前向きにやれたらと思う。
まずは自分たちの力をきちんと取り戻すことが大事。今はマイナスになっているので最低限プラスマイナスゼロの所まで持っていきたい。
Q:本来のサッカーができなくなっている原因はメンタル面にあるのだろうか。
メンタル的なところがすべてとは言わないが非常に大きいとは思う。調子が良い時は落ち着いてできても、相手にペースを握られたり自分たちのリズムでできていなかったりする時は実力がでてしまう。できることの中で簡単なほうを選ぶと相手にも読まれやすい。自信がないと安全にやろうとして逆に墓穴を掘ってしまう。
確固たる技術があって本当の自信があればそうはならないのだろうが、そうでなければメンタル的なものにプレーの成功率が左右されてしまうところはある。
★質疑応答を追加しました
●富山・安達亮監督
前半はある程度ボールを持って相手コートでプレーする時間が長かったが、カウンターで1失点したのは残念だった。後半は相手に先にペースをつかまれてしまい、このままでは点を取り返せない感じだったので、選手交代を使いながら巻き返しを図った。うまくPKを獲得できたがそこで決められなかった。その後の2失点目、3失点目は我々の集中力が切れてしまったかたちになり非常に残念なゲームになってしまった。
Q:後半の立ち上がりから相手に押し込まれたのはなぜだろう。
前半は大きく見てけっして悪くなかった。後半に向けて最終ラインの(中央の)林堂と(右の)川﨑を入れ替えた。林堂がイエローカードをもらっていたのと、川﨑が右で攻撃の起点になれていたので林堂のパサーとしての能力や攻撃のアイデアに期待したのが理由。
前半は鳥取が引いて対応していたが後半はやや前からきたのはあるかもしれない。ただ、最近は押し込まれた後に自分たちがペースを握り返すのに時間がかかっている。セカンドボールを拾えない、球際で競り勝てないといった個人のパワー不足はあるかもしれないが、ボールを奪ってからどうやって自分たちの攻撃につなげるかといった戦い方にも課題があると思う。奪ったボールをきちんと自分たちのボールにできたらよいのだが、ボールを奪ってもクリアばかりになっている。そこでセカンドボールやルーズボールを拾えたらリズムを変えられるのだが…。縦に急いでイージーミスも多く、ペースがつかめなかった。
Q:相手の[3-4-3]に対し、同じフォーメーションを採用してぶつけた効果はあったか。
前半は良かった。狙い通りにゲームに入れたと思う。ただ、1失点が残念。そこに至るまでに相手の攻撃をつぶせる場面があった。[3-4-3]にしたからこそ前からガチッといけたのだが、そこで入れ替わられてしまった。狙っていることができず、それが失点につながってしまった。
Q:いつか得点できるという手応えがあったか。
前半はそういう空気はあったが、後半は相手に先にチャンスをつくられて前半のように圧倒できなくなった。相手に先に2点目を取られるといけないなと思って見ていた。ただ、リズムさえ取り戻せたら我々が得点チャンスをつくれるとは考えていた。
Q:ルーキーの田中勘太選手を先発に抜てきした。
GKの3人はそれぞれ特長があり、田中勘太はシュートストップが良いと評価していた。その通りにファインセーブが2度、3度とあった。その点は高く評価している。初出場の割に落ち着いてプレーしていた。ただ、3失点は残念。あれだけファインセーブがあったので、失点が少なければ自信にもなっただろう。
Q:今回から後半戦の17試合が始まった。どう立て直していくのか。
自分たちのやりたいサッカーができていない。本来持っている力を引き出してあげるのがわたしの役目だと思っている。連敗してメンタル的にも相当きついと思うが、過去を振り返ってもしょうがない。反省はするが次の試合も前向きにやれたらと思う。
まずは自分たちの力をきちんと取り戻すことが大事。今はマイナスになっているので最低限プラスマイナスゼロの所まで持っていきたい。
Q:本来のサッカーができなくなっている原因はメンタル面にあるのだろうか。
メンタル的なところがすべてとは言わないが非常に大きいとは思う。調子が良い時は落ち着いてできても、相手にペースを握られたり自分たちのリズムでできていなかったりする時は実力がでてしまう。できることの中で簡単なほうを選ぶと相手にも読まれやすい。自信がないと安全にやろうとして逆に墓穴を掘ってしまう。
確固たる技術があって本当の自信があればそうはならないのだろうが、そうでなければメンタル的なものにプレーの成功率が左右されてしまうところはある。
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