【第18節vs相模原プレビュー】踏み出せ復活への一歩
- 2020/09/26
- 16:36
ブレるな!貫け富山らしいフットボールを!
前節・岐阜戦でゴール裏に掲げられたこの横断幕を見て、MF花井聖は心強かったという。「いま必要なのは、これまでやってきた自分たち本来のボールを持つサッカーをやること。同じように考えてくれているサポーターがいてくれてうれしかった」
久々にボランチで起用された彼は安達亮監督から託された役割を自覚して強い気持ちでプレーした。「ボールを受けることを怖がっては自分たちのサッカーはできない。率先して難しいところでもボールを受けてリズムをつくろう。自分がやるしかない」と考えていた。結果は逆転負けに終わったが、前半の戦いには手ごたえがあった。今節に向けて「(2連敗となったが)負けたからこそ原点に立ち返ることができる。苦しい状況さえも楽しむぐらいのつもりでやりたい」と話した。
安達監督の腹は決まっている。「小手先で結果を求めても限界がある。巻き返すために、チームと選手の力を伸ばし、ゲーム内容を良くしていかなければいけない」。前節に引き続き、今節も目指している攻撃的なサッカーで真っ向勝負を挑む構えだ。前節で感じられた復調の兆しが本物かどうか明らかになる。止まった歯車を再び動かすために力を振り絞らなければならない。
相模原は通算7勝5分5敗の8位でリーグ戦を折り返した。1試合消化が少ない10位のカターレを勝点2差でリード。最近5試合は2勝2分1敗と成績が上向いている。
前節は今季初めて3バックで戦い、3位だった鳥取を1-0で下した。後半11分、前カターレのFW才藤龍二が決勝点を挙げている。開幕から全試合に途中出場していた才藤は前々節の今治戦で終了間際に同点ゴールを決め、鳥取戦が今季初先発だった。カターレ時代と同様にエネルギッシュなプレーでチームを元気づけており、今節の勝負のカギを握る1人だ。
両サイドバックの星広太と夛田凌輔、ボランチ鹿沼直生、GKビクトルが開幕からフルタイム出場を続けている。チーム最多の8得点を挙げているブラジル籍のホムロはテクニックのある大型FW。8月中旬に元日本代表の36歳MF藤本淳吾が新戦力として加わっている。
1巡目の対戦だった第9節で相模原はその前の試合で退席処分を受けた三浦文丈監督が不在だった。カターレは前半8分にFW平松宗、同9分にMF花井聖が得点を挙げて3-0で快勝したが、今度はそう簡単にはいかないだろう。
相模原の平均ボール支配率はリーグ17位の44.6%(カターレ48.8%)で堅守速攻型(Football LABより)。カターレはある程度ボールを保持する時間がつくれるかもしれない。プレーしながらパスワークに本来のリズムを取り戻すことができれば好都合だ。
守備面では、失点につながっているDFライン背後への長いボールへの対応などをチェックして備えている。同時に選手たちは、自分たちのサッカーができれば攻撃の時間が長くなり守備の負担も軽くできると考えている。花井は「人数をかけた良い攻撃ができると守備に切り替わってもボールを奪い返しやすい」とし、FW武颯は「今のチームのために自分が最も力になれるのは得点を取ること」と話す。失点を恐れて腰が引けるとカターレは守備も攻撃もうまく回らない。やられてもやり返すとの強い意志をもち攻撃的な姿勢を貫きたい。
前節・岐阜戦でゴール裏に掲げられたこの横断幕を見て、MF花井聖は心強かったという。「いま必要なのは、これまでやってきた自分たち本来のボールを持つサッカーをやること。同じように考えてくれているサポーターがいてくれてうれしかった」
久々にボランチで起用された彼は安達亮監督から託された役割を自覚して強い気持ちでプレーした。「ボールを受けることを怖がっては自分たちのサッカーはできない。率先して難しいところでもボールを受けてリズムをつくろう。自分がやるしかない」と考えていた。結果は逆転負けに終わったが、前半の戦いには手ごたえがあった。今節に向けて「(2連敗となったが)負けたからこそ原点に立ち返ることができる。苦しい状況さえも楽しむぐらいのつもりでやりたい」と話した。
安達監督の腹は決まっている。「小手先で結果を求めても限界がある。巻き返すために、チームと選手の力を伸ばし、ゲーム内容を良くしていかなければいけない」。前節に引き続き、今節も目指している攻撃的なサッカーで真っ向勝負を挑む構えだ。前節で感じられた復調の兆しが本物かどうか明らかになる。止まった歯車を再び動かすために力を振り絞らなければならない。
相模原は通算7勝5分5敗の8位でリーグ戦を折り返した。1試合消化が少ない10位のカターレを勝点2差でリード。最近5試合は2勝2分1敗と成績が上向いている。
前節は今季初めて3バックで戦い、3位だった鳥取を1-0で下した。後半11分、前カターレのFW才藤龍二が決勝点を挙げている。開幕から全試合に途中出場していた才藤は前々節の今治戦で終了間際に同点ゴールを決め、鳥取戦が今季初先発だった。カターレ時代と同様にエネルギッシュなプレーでチームを元気づけており、今節の勝負のカギを握る1人だ。
両サイドバックの星広太と夛田凌輔、ボランチ鹿沼直生、GKビクトルが開幕からフルタイム出場を続けている。チーム最多の8得点を挙げているブラジル籍のホムロはテクニックのある大型FW。8月中旬に元日本代表の36歳MF藤本淳吾が新戦力として加わっている。
1巡目の対戦だった第9節で相模原はその前の試合で退席処分を受けた三浦文丈監督が不在だった。カターレは前半8分にFW平松宗、同9分にMF花井聖が得点を挙げて3-0で快勝したが、今度はそう簡単にはいかないだろう。
相模原の平均ボール支配率はリーグ17位の44.6%(カターレ48.8%)で堅守速攻型(Football LABより)。カターレはある程度ボールを保持する時間がつくれるかもしれない。プレーしながらパスワークに本来のリズムを取り戻すことができれば好都合だ。
守備面では、失点につながっているDFライン背後への長いボールへの対応などをチェックして備えている。同時に選手たちは、自分たちのサッカーができれば攻撃の時間が長くなり守備の負担も軽くできると考えている。花井は「人数をかけた良い攻撃ができると守備に切り替わってもボールを奪い返しやすい」とし、FW武颯は「今のチームのために自分が最も力になれるのは得点を取ること」と話す。失点を恐れて腰が引けるとカターレは守備も攻撃もうまく回らない。やられてもやり返すとの強い意志をもち攻撃的な姿勢を貫きたい。
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