【第16節vsC大阪U-23プレビュー】3連勝へ先手必勝
- 2020/09/17
- 16:25
J3第16節の9試合のトップを切って金曜の夜にアウェイの長居スタジアムでC大阪U-23と対戦する。
前節のG大阪U-23戦で今季初の2連勝を飾ったが、上位チームもすべて勝利を収めて差は縮まらなかった。果たして今節はどうか。混戦の様相を呈してきている上位争いに食らいつくためにまずは先んじて勝点3を加算したい。
昨季は過去最高の6位だったC大阪U-23は今季まだ1勝で11戦勝ちなし(3分8敗)。最下位の18位に沈んでいる。第6節・鹿児島戦に0-5で敗れた後、監督が村田一弘氏から丸山良明氏へ交代。だが、前節の長野戦でも2014年のJ3創設以来リーグ初となるシュート0本を記録してしまった。
しかし、もともとポテンシャルを秘めた選手がそろっているうえに、今節は4試合ぶりのホームゲームになるため意地でも再起を図ってくるはず。今季唯一の勝利は第4節に昨季J2の岐阜から挙げている。前々節は首位の秋田と0-0で引き分けた。状況を好転させようという若い選手たちの必死さが守備意識の高さに表れている。与しやすい相手ではない。
総得点11のうち6点を挙げている19歳のFW藤尾翔太が9月からトップチームに合流し、同5日の第14節・浦和戦でJ1デビューして初得点も挙げた。U-23の活動目的を考えると喜ばしい出来事だ。しかし半面で彼を欠いた最近の3試合がすべて無得点に終わっている。8月途中に舵取り役のMF喜田陽がトップに引き上げられ、オーバーエイジで2得点を挙げていたFW澤上竜二が今治に移籍したのも少なからず影響しているようだ。
今節は4試合ぶりのホームゲームで選手のやりくりはアウェイゲームよりつけやすい。現在2位と好調なトップチームは翌日にホームで鹿島戦があるため、メンバー外になった選手がJ3にまわってくるかもしれない。
C大阪U-23のフォーメーションは[3-4-2-1]。カターレは讃岐、G大阪U-23に続き3試合連続して3バックのチームが相手になる。先の2戦はいずれも粘り強く守って1-0で勝ったものの、ボールを動かしながら攻める本来の姿がみられていない。守備を引き続きチェックする一方、パスワークのテンポを上げるべく少ないタッチでのパス交換を盛り込んだ練習に取り組んだ。その際にはボールの走りを良くするため散水も行っていた。細心の調整で3連勝を狙う。
今節も先制点を巡る攻防がポイントになる。安達亮監督は「(先の2戦で)守備のやり方を変えながら守り切る経験をして自信がついてきたと思う。先に点を取ってリードできれば優位に運べる」と考えている。MF戸高弘貴は「早い時間帯に先制点を奪いたい。前節は自分にも得点チャンスがあった。今度は決め切りたい」と話した。
逆に先制点を許すことがあればC大阪U-23にとっては4試合ぶりのゴールとなり、彼らが一気に勢いづくのは間違いない。そうなると厄介だ。C大阪U-23は開始から前半15分までの失点が7でリーグ最多(うち3点は第6節・鹿児島戦)。出だしで叩いて主導権を掌握したい。
前節のG大阪U-23戦で今季初の2連勝を飾ったが、上位チームもすべて勝利を収めて差は縮まらなかった。果たして今節はどうか。混戦の様相を呈してきている上位争いに食らいつくためにまずは先んじて勝点3を加算したい。
昨季は過去最高の6位だったC大阪U-23は今季まだ1勝で11戦勝ちなし(3分8敗)。最下位の18位に沈んでいる。第6節・鹿児島戦に0-5で敗れた後、監督が村田一弘氏から丸山良明氏へ交代。だが、前節の長野戦でも2014年のJ3創設以来リーグ初となるシュート0本を記録してしまった。
しかし、もともとポテンシャルを秘めた選手がそろっているうえに、今節は4試合ぶりのホームゲームになるため意地でも再起を図ってくるはず。今季唯一の勝利は第4節に昨季J2の岐阜から挙げている。前々節は首位の秋田と0-0で引き分けた。状況を好転させようという若い選手たちの必死さが守備意識の高さに表れている。与しやすい相手ではない。
総得点11のうち6点を挙げている19歳のFW藤尾翔太が9月からトップチームに合流し、同5日の第14節・浦和戦でJ1デビューして初得点も挙げた。U-23の活動目的を考えると喜ばしい出来事だ。しかし半面で彼を欠いた最近の3試合がすべて無得点に終わっている。8月途中に舵取り役のMF喜田陽がトップに引き上げられ、オーバーエイジで2得点を挙げていたFW澤上竜二が今治に移籍したのも少なからず影響しているようだ。
今節は4試合ぶりのホームゲームで選手のやりくりはアウェイゲームよりつけやすい。現在2位と好調なトップチームは翌日にホームで鹿島戦があるため、メンバー外になった選手がJ3にまわってくるかもしれない。
C大阪U-23のフォーメーションは[3-4-2-1]。カターレは讃岐、G大阪U-23に続き3試合連続して3バックのチームが相手になる。先の2戦はいずれも粘り強く守って1-0で勝ったものの、ボールを動かしながら攻める本来の姿がみられていない。守備を引き続きチェックする一方、パスワークのテンポを上げるべく少ないタッチでのパス交換を盛り込んだ練習に取り組んだ。その際にはボールの走りを良くするため散水も行っていた。細心の調整で3連勝を狙う。
今節も先制点を巡る攻防がポイントになる。安達亮監督は「(先の2戦で)守備のやり方を変えながら守り切る経験をして自信がついてきたと思う。先に点を取ってリードできれば優位に運べる」と考えている。MF戸高弘貴は「早い時間帯に先制点を奪いたい。前節は自分にも得点チャンスがあった。今度は決め切りたい」と話した。
逆に先制点を許すことがあればC大阪U-23にとっては4試合ぶりのゴールとなり、彼らが一気に勢いづくのは間違いない。そうなると厄介だ。C大阪U-23は開始から前半15分までの失点が7でリーグ最多(うち3点は第6節・鹿児島戦)。出だしで叩いて主導権を掌握したい。
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